2023年にハマった曲・10選(後編)

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(この記事は後編になります。前編をご覧になっていない方はぜひ下記リンクからお楽しみください…!)


どうもdeamuです。
いよいよ大晦日ですね!皆さんはどのように過ごされているでしょうか。私は今日も先程までバイトに駆り出されていました笑

今回は前回に続いて、今年新しく発見し、特によく聴いていた楽曲を紹介していきます。今回も旧作多めでお送りします。それではどうぞ!




➅晴晴゛「太陽に焦がれて」



晴晴゛(はればれ)は2000年代前半に活動していた4人組バンド。2003年にメジャーデビューを果たしましたが、シングル3枚のみを残して2005年7月に解散しました。2ndシングル「あの場所へ」が映画「ONE PIECE 呪われた聖剣」の主題歌に起用されたので、そちらでご存知の方も多いのではないでしょうか。この曲はアニメ「SDガンダムフォース」の後期主題歌に起用された3rdシングル。作詞作曲はGOMES THE HITMANの山田稔明さん。作詞にはメンバーの内田浩之さんも参加しています。

「ラムネ系ギター・ポップ」というキャッチコピーでデビューした彼らの集大成的名曲。井田さんの好青年然としたボーカルと田村さん(Dr.)の瑞々しいコーラスの絡みが売りでもあるバンドなのですが、この曲のそれがまさに完成形ではないでしょうか。ひたすら心地良い。

一歩一歩駆け上がっていくようなサビのメロディーラインや、眩しすぎるほどに前向きな歌詞も素敵ですね。それでいて前向きなだけじゃなくどこか切なさも感じられるのがポイント。その後の彼らが歩んだ道程を思うと尚更沁みます。歌詞において特に好きなところを書き出してみますか…。

「先の見えない予定はいっそ空白なままで」
「やたら長い坂を登っていつかそこで見下ろすんだ未来を」
「溢れそうな涙は 流れるままに流れればいいさ 旅の途中で雨を仰いで忘れてしまえば」
「まぶしすぎて届かなかった夢も空も追い越すんだいつかは」


いや~、どこを取っても若さ溢れる名文ですねぇ(お前は何歳なんだよ)。所謂「若い力」「根拠の無い自信」「気楽さ」の心強さを思い出させてくれるような曲です。就活最終盤はずっとこの歌詞に励まされていました。



➆村井博「VIDEO DAYS」



村井博は80年代後半から90年代前半にかけて活動したシンガー。5枚のシングルと3枚のアルバムを発表した後、1991年をもって表舞台から姿を消しています。しかし、昨今のシティポップブームでその楽曲が再評価され、現在アルバムは3枚とも高値で取引されています。この曲はコンビニチェーン・サンクスのCMソングに起用された4thシングル。

帰らない青春時代とこれからの人生をビデオや炭酸水に例えた歌詞が何とも切なく、爽やかですね。作詞は岡本真夜「TOMORROW」や織田裕二「歌えなかったラヴ・ソング」で有名な真名杏樹さん。

「僕たちのVideo-days 優しさはそこにあるよ 走りつづけ 信じつづけ 傷つくたびに巻き戻す」
「「想い出」という表紙で飾らないさ 今も君に夢の行方を見つめてて欲しいから」
「炭酸のアワのようだね ビルの明かりが消えてく Ah 何もかもが Ah 消えるなんて あの頃は思っていた」


船山基紀の海岸沿いを車で走っているような情景の浮かぶ編曲もエモーショナル。模範解答的青春ポップスです。収録アルバムの「NATURAL」も素晴らしい名盤でした。



➇下成佐登子「ためいきアベニュー」



下成佐登子は1970年代から活動するシンガーソングライター。1978年のヤマハポピュラーソングコンテスト(ポプコン)にて九州大会グランプリを獲得し、全国入賞こそ逃したもののメジャーデビュー。1980年代半ばまではシンガーソングライターとして、その後はスタジオミュージシャンとして活動を続けています。夫は笑福こと亀田誠治さん。自身の代表曲に世界名作劇場・小公女セーラの主題歌「花のささやき」や、初代トランスフォーマーの日本語版主題歌「TRANSFORMER」など。
この曲は1stアルバムからのシングルカットとなった5thシングル。1981年発表。

世に出るきっかけとなったデビュー曲が秋の歌だった上、その後も秋や雨をテーマにした楽曲を数多く残した下成さん。スケール感と湿り気のある声が感傷的な歌詞にとにかくよく合うんですよね。そんな中でも私が特に推したいのがこの曲です。

かすれたレコードの針が気になる程さびれた店」

「真紅のバラだけあざやか香るテーブル」
「ひとつの恋を捨てるには似合いすぎて悲しい店 それでも静かに心が落ち着くわ」


作詞は来生えつこ先生。圧巻ですね。情景描写が豊富で、聴いているこちらも物語の中の喫茶店に誘われたような気分になります。
情景描写と対比するように歌われるサビの歌詞もまた名文なんですよね。それがこちら…。


ためいきアベニュー ガラスの扉に 舗道の明かりがきれいだわ」
「恋はあやうくて ガラスの階段 ヒビ割れたらもうのぼれない


いや~美しい。私もいつかこの曲のような短編小説的な詞を書いてみたい!と思わされましたね。詞、アレンジ、歌声の三拍子がピッタリ揃った、80年代の中でも指折り級の隠れ名曲だと思います。


⑨千綿ヒデノリ「One and Only」



千綿ヒデノリは90年代から活動しているシンガーソングライター。
1993年に西山修一郎とのユニット・CHASEでデビュー。解散後の1997年から千綿偉功としてソロ活動を開始し、1999年から2006年までは千綿ヒデノリ名義で活動していました。自身の代表曲にアニメ「金色のガッシュベル」主題歌の「カサブタ」があるほか、他者へ提供した曲を含めるとアニメ「デジモンアドベンチャー」の主題歌「Butter-Fly」も有名です。
この曲は「千綿ヒデノリ」名義としては初のリリースとなったソロ4枚目のシングル。

今年、ジャケット(上記動画のサムネ参照)の奇抜さが私のフォロワー間でかなり話題になった曲。しかしその中身は王道も王道のロック。彼の代表曲「カサブタ」と「Butter-Fly」はどちらも元気の出るアニソンとして現在も大きな支持を得ていますが、この曲も上記2曲に引けを取らないのではないでしょうか。サビ毎に繰り返される「どっちだって好きな方でいいんじゃない?」というワードが本当に心強いです。



➉The Whotens「月とひなげし」



The Whotensは現在活動中のロックバンド。
the pillowsのコピーバンドを経て2020年12月に結成。2022年1月に初の配信シングル「Missing Girl」を発表し、以降も都内を拠点にシングル発表とライブ活動を展開しています。この曲は今年4月に発表された3rdシングル。

私がTwitterで長年お世話になっている「吉田やもり」さん(@2012spark0908)がボーカルを務めているバンド。活動拠点が東京ということもありライブに伺うことは未だ叶っていないのですが、Twitterを通してその活動は常に追っていました。そんな彼らが勝負曲と意気込んで発表していたのがこの曲。初めてイントロを聴いた瞬間から衝撃が走りました。重厚感のあるサウンド、そしてりあむさん(Dr.)が手掛けた叙情的な詞。どこを取っても素晴らしく、一瞬で心を掴まれましたね。

「汚れた手はいくら眺めても もう元には戻らない それでも確かに僕の手なんだ」

「路上に咲くひなげしの花は そこでずっと踏まれたってまた花を咲かせるだろう」

シンプルながら心揺さぶられる名文ですね。聴いたその日から今日まで、不安な夜・孤独な夜には常にこの曲がずっと傍に居てくれたような気がしています。きっとまた明日からもそうなんだろうな~。
今年10月に新ギタリストTOMOTAKEさんの加入もあり、ますます勢いに乗るフウテンズ。来年の活動も楽しみです。

P.S.フウテンズの皆さん、来年はライブ行くのでこの曲のシングル刷ってくださいお願いします(暴論)



今年ハマった名曲10選は以上です。本当はまだまだ選出したい楽曲がありますが、時間に限りもあるのでここまでとさせて頂きます。紹介しきれなかった曲はまた私のTwitter(@need_utopia)にて定期的に紹介させて頂きますので、ぜひご覧ください。フォローしてないよ!という方はぜひフォローもお願いします。

さて、2023年も残り数時間です。新年が私にとっても皆さんにとっても、よい一年になりますように。そして何より、健康に過ごすことができますように。願いを込めつつ、締めの言葉とさせて頂きます。それでは皆さん、よいお年を!

2023年にハマった曲・10選 (前編)

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どうもdeamuです。

早いもので、2023年も残り僅かですね。皆様は今年、どんな出来事がありましたか?
私は…私事ではありますが、来春の就職先も無事に決まり、そして大学の卒業論文も提出が完了し、安心して年を越せることに今はホッとしています。

さて、今回は、そんな大学生活大詰め・就職活動真っ只中だった今年の私が新しく発見し、特によく聴いていた楽曲を10曲紹介していきたいと思います!
今年も昨年同様旧譜漁りに偏った1年だったので最新曲は少なめです。ご了承ください。それではどうぞ!




①夢工場「フォトジェニック・エンジェル」



夢工場は主に1980年代後半に活動していたバンド。1987年夏にフジサンケイグループが東西で開催した大規模イベント「コミュニケーションカーニバル 夢工場'87」のイメージキャラクターとして、イベント前年の1986年にデビューしました。こちらがそのデビュー曲。

いやぁもう、80年代のいいところをてんこ盛りにしたような曲ですね。素晴らしく景気がいい。チェッカーズやC-C-Bといった当時の花形アイドルバンドの系譜を受け継ぎながら、楽曲面も後藤次利氏の強力サポートで負けず劣らずの完成度になっています。

曲全体を彩るシンセと軽快な打ち込み、ボーカル広部さんと工場長(!?)浅井さんの清涼ボイスも魅力的ですが、特筆したいのは極めつけのようにラストのサビで主役を主張するかのように鳴り響くエレキ。これがあることでサビの爆発力が一段階上がっているような。最初から最後まで高揚感抜群な名曲でございます。この時代特有の、妙に横文字入り交じったような歌詞も微笑ましい。



②夢工場「君をとばした午後」



これまた夢工場。こちらはアニメ「タッチ」のエンディングテーマに起用された2ndシングル曲。

バリバリ縦ノリな「フォトジェニック・エンジェル」とは打って変わったようなネオアコ風ナンバー。いきなり路線変わりすぎでは?と思いきや、広部さんの優しげな歌声はどちらにも非常によく馴染んでいるのが不思議。広部さんの表現力と後藤次利先生のアレンジ力の賜物でしょうか。

青春を振り返る歌詞、どこか夕暮れが似合うようなアレンジ、一つ一つがエモーショナルです。そういえば、アニメ起用時のエンディング映像も夕方のグラウンドを映したものでしたね。

夢工場といえば、今年9月にギター兼工場長の浅井さんがステージ4の大腸癌で亡くなられたという悲しい知らせがありました。私としては夢工場の皆さんが今もThe Blimp Clubという名前で精力的に活動を続けられていることを知った矢先での訃報だったので、かなりショックが大きかったです…。

今年は現役ミュージシャンの訃報が次々に届き悲しみに暮れるばかりの一年でした。その中で浅井さんもまた最期までステージに立ち続けたミュージシャンの一人であったことを、いちリスナーとしていつまでも忘れずにいたいと思います。ご冥福をお祈りします。



➂芦沢和則「どうして…。」



芦沢和則は90年代半ばに活動したシンガーソングライター。
1988年にバンドJAG-TOYのボーカリストとしてデビュー。3年間活動した後、1994年にソロシンガーとして再デビューを果たしました。JAG-TOY時代から現在まで他者への楽曲提供も広く行っています。この曲はソロシンガーとしてのデビュー曲。

この曲はなんといっても歌詞ですよ歌詞。凄くないですか?「どうして ねえ どうして どうして あいつと 寝たんだよ」って。直球すぎる。アレンジと芦沢さんの歌声がやたらとネットリしているのもポイント高い。オ・ト・ナのNTRソングですね…。

余談ですが、先日和食さとに昼ご飯を食べに行った際、店内BGMとしてこの曲のインストが流れてきてお茶吹き出しました。これが本当の「どうして…。」ってか?(何も上手くない)



➃伊藤智恵理「雨に消えたあいつ」



伊藤智恵理は80年代後半に活動した女性アイドル。90年代にはTHE RHYTHM KINGSのボーカリストや、ソロ歌手Chieriとしても再デビューしています。この曲はアイドル時代の1987年に発表し、オリコン自己最高位を記録した3rdシングル。

まず戸澤暢美さんの書く詞が凄い。要約すると好きな男の子が別の女の子のことを好きになり、自分はその間を取り持ってしまった…という失恋ソングなのですが、主人公の感情の機微の描写に季節や天気の描写を見事に織り混ぜています。

「傘を近づけて渡すPhone Number 一字違えて書いた数字がにじんでた」

「コートの前を開けてぬくもりを逃した 涙さえ凍るように」


個人的にはこの二ヶ所が特に秀逸。
そして、この素晴らしい歌詞を、聴いてるこちらが夏だろうが関係なく身震いするほどの表現力で歌い上げてしまう智恵理さんにも脱帽しました。聴いた瞬間否応なしに曲の世界に放り込まれるような名曲です。



⑤EVE「Sugar Sugar」



EVEは70年代~90年代にかけて活動したコーラスグループ。沖縄県出身の三姉妹で、主にスタジオミュージシャンとして数多くのアーティストの楽曲にコーラス参加したほか、1990年には紅白歌合戦にも出場しています。

コーラス参加楽曲として有名なものに中森明菜「北ウイング」、小泉今日子「ヤマトナデシコ七変化」など。活動晩年にはスーパー戦隊シリーズの主題歌にコーラスで参加されているので、そちらでご存知の方も多いのではないでしょうか。この曲は1987年にEVE名義で発表された2枚目のシングル曲。丸井「赤いカード」CMソングに起用されました。

コーラス参加楽曲でもその歌声で常にフロントの歌手に並ぶか、時にはそれ以上のインパクトを見せてきた御三方なだけあり、自分達がフロントに立ってもその輝きは圧倒的。非常に繊細、それでいてパワフルな歌声をこれでもかというほどに堪能できます。

楽曲面はユーロビート系のダンスミュージックといった趣。常に勢い全開!なEVEの三人の歌声とユーロビートの相性は当然抜群。一度夜のドライブでこの曲が入ったアルバムを流したのですが、もうブチ上がりましたね。

ところで気になったのが作曲者のMark Davisさん。この名前は向こうの方か?いやでも何処かで見覚えのあるような…と思ったら、なんとまさかの馬飼野康二先生ではありませんか。こんなユーロビート系の勢い溢れる楽曲まで作れてしまうなんて、ただただ凄いの一言です…。



前編は以上です。後編はまた明日!

1997年・月間好きな曲ランキングまとめ

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(Xの方で垂れ流していたマイベストを、一部拡張・増補・再編集して一言コメントを追加したものです。)


1月
1 Don't you see!/ZARD
2 今までどんな恋をしてきたんだろう/高橋由美子
3 ロンサムパレード/堂島孝平
4 ロマンス/原田知世
5 Candy/具島直子
6 Dear My Friend/Every little thing
7 愛なんだ/V6
8 そのままの君でいて/岡本真夜
9 CUTE/hàl
10 風に失くした言葉/アップル&ペアーズ
11 Season Cycle/綿内克幸
12 それぞれの地平線/中西圭三
13 Love Somebody/織田裕二
14 Love is one thing in your life/金月真美
15 ラ・ブーム~だってMY BOOM IS ME~/カジヒデキ

磐石のZARDが1位。タイアップの関係もあって同世代の前で歌っても結構ウケる貴重な曲。
あと2位の高橋由美子はこの曲が一番好きかも?この後出た現時点で最後のアルバム「気分上々」も名盤でした。



2月
1 Clover~風立ちぬ場所を抜けて~/THE COOL CHIC CHILD
2 君に逢いたくなったら…/ZARD
3 気のせいかな/風雅なおと
4 HAPPY BIRTHDAY FOR YOU/秋吉契里
5 赤い手/スキップカウズ
6 がんばれ 私!/亜波根綾乃
7 アイネ・クライネ・ナハト・ミュージック/L⇔R
8 ダイナマイト/SMAP
9 little cloud/SOPHIA
10 Bittersweet Love/Halunillet
11 サムシング/近澤美歩
12 電磁戦隊メガレンジャー/風雅なおと
13 I love you/河村隆一
14 Everything(It's you)/Mr.Children
15 FREE~自由への翼~/小嶋希代子
16 永遠なる恋/大橋剛
17 魂のルフラン/高橋洋子
18 フラれて元気/TOKIO
19 太陽と月に背いて/山口由子
20 Guilty Vanity/ZIGGY
21 泣いちゃいそうよ/ともさかりえ
22 くじら12号/JUDY AND MARY
23 SPIRIT/PAMELAH
24 スキなんだ/ウインズ
25 キューティーハニー/SALIA
26 Love Affair/Platinum Peppers Family
27 ミラクル/プロペラ
28 今でも…あなたが好きだから/奥菜恵
29 約束/米倉千尋
30 Brand-New/渡辺忠士

河村隆一、THE COOL CHIC CHILD、秋吉契里、スキップカウズ、Platinum Peppers Family、プロペラ、風雅なおと、渡辺忠士はここでデビュー。
個人的に97年はTHE COOL CHIC CHILDの年です。



3月
1 STAND/L⇔R
2 彼女は今日,/the pillows
3 明日、春が来たら/松たか子
4 微熱/Moon Child
5 Days go by/Something ELse
6 永遠に忘れないように/GARDEN
7 LULLABY/ZYYG
8 1/2/川本真琴
9 恋するチェリーパイ/鶴田加奈子
10 ツキ/猿岩石
11 泣けちゃうほど せつないけど/岡本真夜
12 ねぇ いいでしょ/Velvet Garden
13 パレット/THE POSTMEN
14 Infinity~新しい世界へ/The JUICE
15 清く正しくカブタック/草尾毅

L⇔Rがこれにて活動休止。世間的な印象は多分ワンヒットワンダーでしょうが、私の中での印象はアベレージヒッター。しかしそれでも前月のアイネ・クライネ~共々、最後にとんでもない名曲をドロップしてきた感じもします。
他にはしれっとブレイク前のMOON CHILDとSomething ELseの名前も。この二組も売れなかった曲含め良質。



4月
1 僕は僕らを忘れない/THE COOL CHIC CHILD
2 この街で君と暮らしたい/FIELD OF VIEW
3 Smile For Me/HOUND DOG
4 MajiでKoiする5秒前/広末涼子
5 愛のメロディー/佐藤聖子
6 FLOWER&FLOWER~はなとはな~/The KIX・S
7 そっと夜に泣こう/笠原弘子
8 MOON LIGHT/椎名へきる
9 LOVE LOVE SHOW/THE YELLOW MONKEY
10 雨のピリオド/古家学
11 ラムネの月/アップル&ペアーズ
12 きっと明日は/田嶋里香
13 恋はVITALITY/東京Qチャンネル
14 YOU'RE THE ONLY ONE/Love Connection
15 あじさい/RAZZ MA TAZZ
16 LOVE SOMEBODY/福井麻利子
17 ときめき/CURIO
18 君に逢いたくて/大橋剛
19 Forever Love/観月ありさ
20 Movin' oN/Favorite Blue
21 幸福な朝食 退屈な夕食/斉藤和義
22 春が来た♡/Love Cupids
23 Happy Birthday/杏子
24 渚にまつわるエトセトラ/PUFFY
25 WONDER/FOUR TRIPS
26 風を追いかけて/WILD STYLE
27 Glass/河村隆一
28 Heaven's Kitchen/BONNIE PINK
29 Give me a Shake/MAX
30 パレードがいく/wild flower

広末涼子、CURIO、FOUR TRIPSのデビュー月。
FOUR TRIPSに関してはフロントマンが後に「ドラマ主題歌なのにコケた」なんて自虐していましたが、彼ら以外にもこの辺りはタイアップやその他諸々に恵まれず広まらなかった曲が多い印象。ヒットするポテンシャルはどの曲もあると思うんですけどね…。
ここに居る中だと、特に佐藤聖子なんかはレコード会社が違えば、或いは時期がもう少し後なら、この「愛のメロディー」の路線でもっとブレイクする道もあったんじゃないかな~なんて考えてしまいます。



5月
1 Julia/TOKIO
2 ESCAPE/MOON CHILD
3 謎/小松未歩
4 光と影のロマン/宇徳敬子
5 葛飾ラプソディー/堂島孝平
6 愉快な鼓動/米倉千尋
7 Pure~この空の下で/Dear
8 ひだまりの詩/Le Couple
9 セロリ/SMAP
10 この情熱のそばで/ZYYG
11 TRUTH/松田博幸
12 約束だよ!/佳苗
13 ひこうき雲の空の下/亜波根綾乃
14 はるか遠くに星が見えるなら/GARDEN
15 恋は舞い降りた/七緒香
16 SMILE/沢田聖子
17 Sweet Emotion/相川七瀬
18 届くかな/CaYOCO
19 そして僕を愛して/ORITO
20 RISK/SIAM SHADE
21 TIGHT-BREAK/SPYKE
22 GOOD MORNING GOOD MORNING/ORIGINAL LOVE
23 W・I・S・H-未来への地図/Halunillet
24 口唇/GLAY
25 2人/ともさかりえ
26 淑女の夢は万華鏡/奥菜恵
27 さよなら青春/JEHO
28 情熱/TUBE
29 Bomb Dancing メガレンジャー/朝川ひろこ
30 輪舞-revolution/奥井雅美
31 Seasons Of Change/SING LIKE TALKING
32 Shining Day/恋愛信号
33 空/大黒摩季
34 Blue Velvet/工藤静香
35 素敵な時間/The Pip Pops
36 Love is the Destiny/ROMANTIC MODE
37 I STAND ALONE/松たか子
38 JUNK BOY/KAORI 2 LUV
39 大事なこと/サラダ
40 時空のバタフライ/b-flower

TOKIO×ジョー・リノイエの名曲「Julia」。前年マッチに久々のヒット曲をもたらした縁からの起用だったのでしょうか…?しかしこちらは当時のTOKIOの最低売上更新という不名誉な事態に。
一方、TOKIOや先程のFOUR TRIPSとは対照的に、MOON CHILDとLe Coupleはドラマ効果で一気にブレイク。小松未歩も名探偵コナンのタイアップでデビューから大ヒット。全くどう転ぶかわからんものです。まあMOON CHILDとLe Coupleはすぐに失速してしまいますが…。



6月
1 Brand-New Kiss!/Seven Steps to Heaven
2 ONE LIFE/the pillows
3 For the moment/Every Little Thing
4 青い空に出逢えた/辻尾有沙
5 めざせポケモンマスター/松本梨香
6 大スキ!/広末涼子
7 SUNSHINE HERO/D&D
8 Wish/TWO of US
9 Tears~愛しさ溢れて/持田真樹
10 Feelin' Good~It's PARADISE~/DA PUMP
11 笑顔で愛してる/國府田マリ子
12 君の青空/猿岩石
13 MAKE YOU SMILE/丹下桜
14 冒険/Jungle Smile
15 そうだ、ぜったい/奥井雅美
次点
あきらめないで/天通王
ハッチポッチファミリー/グッチ裕三&グッチーズ

1位に挙げたのはsystem-Dから改名再デビューのSeven Steps to Heaven。元SALLY・後にparis matchを結成する杉山洋介氏が在籍していたユニットです。この頃から既にアレンジ面は非常にお洒落。
4位の辻尾有沙はこの曲のみリリースして活動を終えた謎多きビーイング歌手。数年後に某バンドのボーカリスト松○安○として再デビューしたとも言われていますが真相は不明…。



7月
1 今宵の月のように/エレファントカシマシ
2 青春謳歌/林田健司
3 Splash/Dual Dream
4 硝子の少年/KinKi Kids
5 街/SOPHIA
6 ひまわり/CURIO
7 Regret/RAZZ MA TAZZ
8 BEAT/河村隆一
9 風が吹く丘/椎名へきる
10 泳げSelfish/rough laugh
11 のっぽのひまわり/Noel
12 WAになっておどろう/V6
13 恋しくて/小沢健二
14 BURN/THE YELLOW MONKEY
15 Yes, I do./米倉利紀
16 HEAT UP/平井堅
17 Let's go!タフガイ/プロペラ
18 Raspberry/TRICERATOPS
19 HIGH PRESSURE/T.M.Revolution
20 風が通り抜ける街へ/ZARD
21 Summer Kiss/しらさやえみ
22 パーフェクト・ラブ/THE COOL CHIC CHILD
23 Change by me/Favorite Blue
24 シルエットロマンス/ZERO
25 恋はいつも幻のように/ホフディラン
26 ガールフレンド~僕の共犯者/SIDE-ONE
27 いとしいキミ/PAMELAH
28 タイムカプセル/Platinum Peppers Family
29 胸に抱いて忘れない/BAAD
30 素直/槇原敬之

ポニーキャニオンに移籍してメロディアスに覚醒したエレカシ。その決定打がここで登場。
他にもKinKi KidsやTRICERATOPSのデビュー、SOPHIA、米倉利紀、V6のロングヒット、T.M.Revolutionのブレイクなどトピックありまくりな月。
あと個人的イチオシはDual DreamのSplash。実写版学校の怪談3の主題歌に使われた知る人ぞ知る名曲です。なお8cmCDが高騰しすぎていて全く手が出せない模様。



8月
1 君がいない夏/DEEN
2 出逢った頃のように/Every Little Thing
3 HOWEVER/GLAY
4 なんか幸せ/the OYSTARS
5 忘れないでいるから/堂島孝平
6 パラシューター/Folder
7 Wake Me Up!/SPEED
8 Songwriter/KAN
9 永遠/ZARD
10 風と雨の強い日~It's a Hard Day~/SMILE
11 Feel/GARDEN
12 満ち潮の満月/宇徳敬子
12 クロゼットフリーク/SPYKE
13 ふたりはパーフェクト/プロペラ
14 永遠が終わるまで熱いKISSをしよう/ROMANTIC MODE
15 01 MESSENGER~電子狂の詩~/サザンオールスターズ
16 いつも君は泣いていた/古家学
17 心の地図/岩坂士京
18 Melty Love/SHAZNA
19 空になる/FRIENDS
20 Purity/TUBE
21 FACE UP/谷村有美
22 I'm Here!/大橋剛
23 Shuffle/MY LITTLE LOVER
24 ポーラスター~君だけ信じて~/春原佑紀
25 アリガト/三浦理恵子
26 サマーシェイクス/Miju
27 負けない愛がきっとある/仲間由紀恵
28 センチメンタルシティ マラソン/馬場俊英
29 パワーソング/シャ乱Q
30 Together/吉田朋代 from VOCALAND

GLAYが超特大ヒットを放ち、ELTも飛躍を見せた月。FolderやSHAZNAがデビューした他、ZARDもシングルとしては最後の大ヒットを放っています。
それから何故か1年休んでいたDEENがコナンタイアップ引っ提げて帰ってきました。DEENのこの曲も1月のZARDと同じく、タイアップの関係で同世代相手に歌ってもある程度ウケる貴重な曲だったり。



9月
1 アネモネ/MOON CHILD
2 だいたい彼女は…/宮本浩次
3 錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう/WANDS
4 BOOGIE DAYS~イキに生きよう~/THE COOL CHIC CHILD
5 恋はC'est si bon/佐々木ゆう子
6 君だけを守りたい/中島文明
7 終わりなき世界/カーマイン
8 Love&Pain/the gardens
9 Sing a love song for me/山口由子
10 君だけのTomorrow/前田亘輝
11 NOW/サニーデイ・サービス
12 「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ/エキセントリック少年ボウイオールスターズ
13 いないいないばあっ!/濱田理恵
14 輝ける星/小松未歩
15 flowers/rough laugh

ブレイク後一発目ながら売上的には若干滑ってしまったMOON CHILDと、ひろじじゃなくてこうじな宮本浩次のワンツー。アネモネはもっと売れてもよかったと思うんですけどね…。
ボーカルがすげ替わったWANDSの再デビュー、ボーカルが直前に自殺してしまったカーマインのデビューにしてメジャーでの唯一作、山口由子の移籍再デビューなど、ちょっと特殊なデビューが多かった月でもありますね。


10月
1 White Love/SPEED
2 The Power of Love/Cyber Nation Network
3 太陽が昇ったら…/太陽の塔
4 But My Love/Key of Life
5 ひまわりの観覧車/The LOVE
6 朝日を見に行こうよ/ミラクルシャドウ
7 モンタージュ/槇原敬之
8 SLEEPER/FANATIC◇CRISIS
9 メロドラマ/Daily-Echo
10 Time goes by…君がいるだけで/Bluem of Youth
11 何やってんだろう/スターダスト・レビュー
12 ウルトラマンダイナ/前田達也
13 Hallelujah in the snow/MOON CHILD
14 プリズム/亜波根綾乃
15 風のプリズム/広末涼子
16 WHITE BREATH/T.M.Revolution
17 風と行きたかった/Something ELse
18 そらの果て 恋の果て/TWO of US
19 Love in the sky/米倉利紀
20 小さな星/Say a Little Prayer
21 終わらないLOVE SONG/稲垣潤一
22 Liar! Liar!/B'z
23 Love is…/河村隆一
24 Shapes of Love/Every Little Thing
25 LOVER SOUL/JUDY AND MARY
26 そんなヤツ/スキップカウズ
27 夜を越えたい/アップル&ペアーズ
28 すみれ September Love/SHAZNA
29 恋する二人/ISIS
30 Darling, Darling/Honey Honey

オリコンの週間ランキングにて6位まで初登場で埋め尽くされた伝説の週を含む月。そんな事態になっただけあり当然層も厚いです。
SPEEDやT.M.などの売れた楽曲は勿論のこと、あまり売れなかった曲も名曲のオンパレード。特に10位までは全ての人にお勧めしたいくらい。ミラクルシャドウの「朝日を見に行こうよ」は1年半後にSMAPがシングルでカヴァーしています。





11月

1 1/3の純情な感情/SIAM SHADE
2 愛されるより 愛したい/KinKi Kids
3 歌うたいのバラッド/斉藤和義
4 ハイブリッド レインボウ/the pillows
5 風に吹かれて/エレファントカシマシ
6 promise/広瀬香美
7 幸せな結末/大瀧詠一
8 Lucy/the PeteBest
9 いつだってYELL/中山エミリ
10 Cry&Smile/rough laugh
11 未来がうまれる瞬間/Jack&Betty
12 O.K! O.K./栗林みえ
13 PARADISE/東京Qチャンネル
14 世界は僕のもの/堂島孝平
15 Windy/佐藤聖子
16 愛について/スガシカオ
17 Tsubasa/朝倉ゆかり
18 エヴリ・every/谷口崇
19 涙の天使に微笑みを/原由子
20 Days/観月ありさ
21 ヒロイン宣言/the OYSTARS
22 ひとつのハートで/三重野瞳
23 明日もあなたに恋するでしょう/西脇唯
24 EDEN/The KIX・S
25 BLUE HEAVEN/サザンオールスターズ
26 Winter Story/VOICE
27 SWEET CANDY/THE TURTLES
28 GET/平家みちよ
29 Carnival/宝生舞
30 GENERATION GAP/V6

ゲッダンゲッダン
~3/1の純情な感情~



12月
1 夢であるように/DEEN
2 ある光/小沢健二
3 アクセル/飯塚雅弓
4 さよならより永遠の中で/Favorite Blue
5 ゆらり/MASCHERA
6 My Baby Grand~ぬくもりが欲しくて~/ZARD
7 月灯りふんわり落ちてくる夜/小川七生
8 復活/Daily-Echo
9 ミネラル/七緒香
10 SHOW TIME/金月真美

DEEN史上最大レベルの名曲と、小沢健二の渡米前ラストソング(の一角)と、飯塚雅弓の伝説の1stシングルの頂上決戦。3曲とも歌詞が凄すぎて…。




年間マイベスト
1 今宵の月のように/エレファントカシマシ
2 アネモネ/MOON CHILD
3 僕は僕らを忘れない/THE COOL CHIC CHILD
4 夢であるように/DEEN
5 この街で君と暮らしたい/FIELD OF VIEW
6 君がいない夏/DEEN
7 Don't you see!/ZARD
8 STAND/L⇔R
9 出逢った頃のように/Every Little Thing
10 Julia/TOKIO
11 今までどんな恋をしてきたんだろう/高橋由美子
12 White Love/SPEED
13 Clover~風立ちぬ場所を抜けて~/THE COOL CHIC CHILD
14 Smile For Me/HOUND DOG
15 HOWEVER/GLAY
16 ある光/小沢健二
17 アクセル/飯塚雅弓
18 1/3の純情な感情/SIAM SHADE
19 青春謳歌/林田健司
20 Splash/Dual Dream
21 太陽が昇ったら…/太陽の塔
22 なんか幸せ/the OYSTARS
23 The Power of Love/Cyber Nation Network
24 君に逢いたくなったら…/ZARD
25 だいたい彼女は…/宮本浩次
26 錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう/WANDS
27 さよならより永遠の中で/Favorite Blue
28 But My Love/Key of Life
29 気のせいかな/風雅なおと
30 Brand-New Kiss!/Seven Steps to Heaven


なんかすごい(小並感)

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