佐藤聖子「SATELLITE☆S」サラッとレビュー+肩が血まみれになった話
委員長初日。
張り切って登校して机に荷物下ろしたら後ろの席の友人が「ヤバいヤバい」と言うもんでなんじゃらほいと確認したら…
肩からまさかの多量出血。
全く痛みとか無かったので私自身が一番驚いたけれど(イボみたいなやつがバッグと擦れて潰れたっぽい)、とりあえず血まみれ制服のまま授業受けるわけにもいかないので保健室へ。
保健室に制服の予備があればよかったんだけど無かったので昨年度卒業生の体操服を着用。それで一日過ごすこととなった。
当然ながら制服と体操服全然デザイン違うので目立つ。しかも私体デカいのでパッツパツ。授業毎に何があったのかいろんな人に聞かれそれに逐一説明するという高3後期波乱の幕開けであった…。
痛くないけど痛々しい前フリはこの辺で、「恋をするなら」シングルバージョン入手記念にこのアルバムをサラッとレビューしちゃいます!
佐藤聖子「SATELLITE☆S」(1995)
90年代、一部で盛り上がりを見せていたとされるガールポップアーティストの一角でちょっとハスキーがかった声が魅力的なお人。これが5枚目のアルバム。この後は1枚のアルバムと5枚のシングルを出して99年頃に引退している。Wikipediaによれば現在は埼玉でフラメンコを教えているとか。
'93年以降の5枚6曲のシングル曲が入っていて強力にならないわけがない、という感じのアルバム。シングル曲以外はちょいと微妙だが…。
このアルバムのポイントは西脇唯と馬場俊英という二人のメインライターの存在だろうか。ちなみに馬場俊英はデビュー前のお仕事。二人ともに曲づくりに独特なカラーがあり、各々の個性が一人のシンガーに彩りを与えている。特にアルバム後半の「一緒にいよう」~「空にキスをするように」の流れは圧巻。
ただ一つマイナスを言うとするならば「恋をするなら」での馬場俊英のバックコーラスが主張強すぎる。最早バックコーラスというよりツインボーカル。これがあまり好みじゃなかったので今回同曲のシングルバージョンを手に取るに至った。ちなみに「FOR LIFE 1975-1995」というコンピレーションアルバム。
こういうコンピのときに佐藤聖子入れたり、後に同社がPURE BESTというレコード会社主導のベスト盤をリリースしたときのラインナップにRAZZ MA TAZZが含まれていたりするところが好きです。所属歌手に愛があるように思う。
それでは本日の急造レビューはこの辺で。明日は知らん。