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2019年10月

山口由子 ポニーキャニオン時代全シングルレビュー

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1st 恋する女達
1994年4月21日

恋する女たち
山口由子
1994-04-21

アイドルとしてのラストシングルから4年の沈黙を破ってリリースされた再デビュー曲。
この時期のガールポップによくある、結婚のために奮闘するOLの応援歌。ぶっちゃけそんなに感情移入できないけどメロディーがいいからまあいいか。曲調に合わせているのかちょっと力んでいる気がせんでもない。
C/Wの「小包」はバラード曲。一人暮らしをする女性目線で親への想いを歌っている。こちらの方が山口本来の歌声の魅力がわかると思う。

★★★☆☆

収録アルバム
恋する女達、小包:1stアルバム「しあわせのみつけかた」






2nd そして毎日あなたを思った
1994年8月19日

1stアルバム1ヶ月前にリリースされた先行シングル。
恋人との思い出を全て過去形で歌っているのが印象的な曲。山口由子の魅力だと思う歌声の訴求力が早くも発揮されている。切ないメロディーと武部聡志による広がりのあるアレンジも相まってかなりの名バラードに仕上がっている。
C/Wの「君にできること」はA面とは打って変わってアップテンポのポップナンバー。歌詞よりも随所で鳴り続けるシンセサイザーの音がやたら耳に残る。1stアルバム「しあわせのみつけかた」にはA面のみの収録で、この曲が入った8cm盤はそこそこ入手困難。私は運よく某よむよむくんオンラインで買えた。

★★★★★

収録アルバム
そして毎日あなたを思った:1stアルバム「しあわせのみつけかた」
君にできること:アルバム未収録






3rd 悲しいほど好きにさせておきながら…
1995年4月21日


1stアルバムを経てリリースされた95年最初のシングル。
社内恋愛をしていた恋人に浮気された女性の心情を歌った曲。普段よりも前面に出たギターが怒りや悲しみを表現しているようだ。
この曲も山口の歌声の訴求力が発揮されていると思う。特にラストのサビは力強く感情的に歌い上げている。でもどこか可愛らしい。私ならもう手を上げちゃってほしいですね🙄
C/W(両A面?)の「今ならもう一度話したい」はポップナンバー。作詞は秋元康。おそらくA面の「ROOMS」タイアップの縁だろう。過去の恋を振り返る歌だけど曲調は明るめ。このギャップが良い。あとこの辺から同時期のZARDっぽさが少し出てきているように思う。

★★★★☆

収録アルバム
悲しいほど好きにさせておきながら…、今ならもう一度話したい:2ndアルバム「COVER GIRL」






4th 未来の扉
1995年10月20日

未来の扉
山口由子
1995-10-20

全国高等学校ラグビーフットボール大会のテーマソングに起用されたポップナンバー。
タイアップに合わせての応援歌。90年代J-POPの王道ど真ん中なアレンジと前向きな歌詞からどこかZARDの「負けないで」を彷彿とさせる曲。サビの「頑張れ溢れ出した涙今勇気に変えて抱き締めた夢ならば迷わずに叶えてゆきたい」という歌詞が好き。この曲を聴けばどんな時も前向きになれる。山口由子で一番好きな曲。
C/Wの「September Rain」はアコースティックバラード。切ないメロディーと昔の恋を振り返る歌詞がベストマッチ。

★★★★★

収録アルバム
未来の扉、September Rain:2ndアルバム「COVER GIRL」





5th SMILE AGAIN
1996年3月21日

SMILE AGAIN
山口由子
1996-03-21


三井のリハウスCMソング。次の「太陽と月に背いて」と並んでポニーキャニオン時代の代表曲といえるだろう。
ビーイング系が好きな人ならお馴染みな葉山たけしが編曲を手掛けたポップナンバー。サビのメロディーと歌詞の絡みが心地いい。
Twitterのフォロワーのおすすめでこの曲をYouTubeで聴いてハマったので思い入れが特に深い一曲。
C/Wの「太陽がいっぱい」は全国図書普及協会のCMソング。非常にシンプルな一曲なんだけど独特な存在感がある。「COVER GIRL」ではオープニングを飾っている。

★★★★★

収録アルバム
SMILE AGAIN、太陽がいっぱい:2ndアルバム「COVER GIRL」




 
6th 太陽と月に背いて
1997年2月5日

太陽と月に背いて
山口由子
1997-02-05

ポニーキャニオン時代最後のシングル。アニメ「ハーメルンのバイオリン弾き」EDテーマ。
約1年の沈黙を破ってリリースされた本作はかなり異色の作風。打ち込みを多用したクールさは「COVER GIRL」収録で本作のC/Wにもなった「ジェラシー」を更に進化させた感じ。これはこれで悪くないんだけどやっぱり山口の声には「未来の扉」や「SMILE AGAIN」の路線の方が合っている気がする。この2曲を置き土産に移籍してしまい以降はダンスナンバーとは縁の無いような作風になっていくのでこの2曲は凄まじい浮きっぷりである。

★★★☆☆

収録アルバム
太陽と月に背いて:アルバム未収録
ジェラシー:2ndアルバム「COVER GIRL」






「太陽と月に背いて」から7か月後の97年9月にはマーキュリー(現ユニバーサル)に移籍して全英語詞の「Sing a love song for me」をリリースしてまたも路線変更。そして99年の「believe」ヒットへと向かっていくこととなる。音楽性の変遷において山口由子以上の人を僕はまだ知らない…。

収穫CDサラッとレビュー 2019年9月その2

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前回同様、9月に買ったCDを聴いた感想をだいたいそれぞれ五~十行で書いていきます。※笠原弘子は「コンプリート計画」の方で別に取り扱うのでここでは省略



class「BEST of BEST」(2007)

BEST of BEST
class
2007-06-27


歌詞に目を向けるとキモい「夏の日の1993」を代表曲に持つデュオのベスト。「夏の日の1993」「永遠の素顔」以外は初めてまともに聴いた。
メロディーやアレンジ最高なのに1993のインパクト大な歌詞以外は歌詞ちょっと弱い…聞き流す分にはそれなりにいい。「君だけが知ってる」辺りは普通にハマった。




fripSide「infinite synthesis」(2010)

infinite synthesis(初回限定盤)(DVD付)
fripSide
2010-12-01


infinite synthesis 〈通常盤〉
fripSide
2010-12-01


南條愛乃・八木沼悟志からなるテクノユニットの1st。
いきなり代表曲「only my railgun」「LEVEL5-judgelight-」が飛び出してアルバムの勢いを上げてくる。その後も安定のテクノポップが並んでいて良かった。でもこの手のサウンドで63分はちょっとお腹いっぱいかな…。




鈴木みのり「Crosswalk/リワインド」(2018)

「マクロスΔ」からのユニット・ワルキューレとしても活動していた女性声優の2ndシングル。
「Crosswalk」はサブコンをやっていた時期に聴いて一発でハマったのが懐かしい。「リワインド」とC/W「ちいさなみのり」は初めて聴いたけどちらも良い曲。僕の中では2018年を代表する名曲群になった。




ave;new「suite」(2006)

同人音楽クリエイター集団。ニコニコ動画の「きしめん」弾幕で有名な「true my heart」を含む2ndアルバム。
かくいう私も「true my heart」目当てで手に取った。同曲を歌っていた佐倉紗織以外にも大咲美和やきこうでん☆みさなどのボーカリストが参加しているけどどれも好み。シンセサウンドが良いね。




吉川晃司「DON'T STOP ME NOW」(1997)

(なぜかAmazonリンク貼れなかったので省略)

非常に長いキャリアを持つ彼が東芝EMIに所属していた時期に当たる90年代前半のベスト盤。
私の中では世代的に「仮面ライダーW」のおやっさんという認識。ソロの音楽活動はなぜかこれまで一度も聴いてこなかったのだがもっと早く聴いとけばよかったと感じた。「せつなさを殺せない」「KISSに撃たれて眠りたい」「VENUS~迷い子の未来」が好み。80年代のベストも発見次第買いたいところ。




The LOVE「無条件幸福」(2000)

無条件幸福
The LOVE
2000-06-07


現在も提供からソロアーティストとしてまで幅広く活動する平義隆を中心としたバンドの3rd。このアルバムを以て一旦メジャー契約を終えた。
こち亀のエンディングテーマに起用された「君と僕」も収録。前2作と比べるとそこまで飛び抜けた曲はないけど通しの安定感は一番、という印象。





WEAVER「ID」(2014)

ID 【通常盤】(CD)
WEAVER
2014-06-11


flumpoolの後輩のスリーピースピアノロックバンドのベスト盤。
名前だけ知っててまともに聴いてない状態が続いていたけどflumpoolからの流れで手に取った。ピアノロックを謳っているだけあってピアノの音色がめちゃめちゃ耳に残る。ポップなメロディーと誠実さ溢れる歌声にも聴き惚れっぱなしだった。「僕らの永遠」「Just one kiss」「こっちを向いてよ」辺りが名曲。




高野寛「Timeless Piece」(1992)

TIMELESS PIECE
高野寛
1992-12-16


TIMELESS PIECE
高野寛
1998-09-23


「虹の都へ」「ベステンダンク」等を代表曲に持つシンガーソングライターのベスト盤。
その2曲から幕を開けると、以降も劣らぬ佳作が並ぶ。「カレンダー」「RING」「SEE YOU AGAIN」「BLUE PERIOD」辺りは必聴。一部再録をしているので新たな魅力を発見できるかも?
田島貴男とのコラボでヒットした「Winter's Tale~冬物語~」はソロバージョンとしてリアレンジされ完全に高野寛サウンドに変貌している。これはこれで好き。

Bluem of Youth「bloom of youth」サラッとレビュー

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委員長二日目は肩から血がブッシャーすることもなく平穏に終わった。だから書くネタがない。


ほんじゃ気分でこのアルバムのサラッとレビューいきます!(雑)


Bluem of Youth「bloom of youth」(1996)

”bloom of youth”
Bluem of Youth
1996-02-01


'99年に電波少年の派生番組「雷波少年」からヒットを飛ばした二人組の1st。'02年に一度活動休止したのち復活、現在も細々ながら活動中。最近では今年5月に地元広島のイベントでライブを行ったようだ。そのときの様子がこちら。




上の映像のラストでも歌われたアップテンポのナンバー「Winnin' Tonight」が収録されているこの1stアルバム。後にヒットさせた曲はほとんどがバラード曲だったけれどもこの時期はストレートなロックナンバーが中心。シングルになった「最後の願い」「10 Calls After」は特に良い。ラストを飾る「Close by your side」は後の路線にも繋がる彼らのバラード曲の元祖。夜に聴くと映えるロックバラードだ。


全曲作編曲はギターの松ヶ下宏之。デビュー作にして早くも才能が光ってます。100位圏外はちょっと頂けないっすわ。



余談だがこの時期のボーカル別所悠二は明らかにV系意識したようなメイクをしていて後追いリスナーからしてみれば違和感しかない。ってかこれで敬遠された可能性大いにあるんじゃないか?合ってないもん。


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↑「最後の願い」のMVより。



本日のレビューはこの辺で。明日は知らん。


佐藤聖子「SATELLITE☆S」サラッとレビュー+肩が血まみれになった話

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委員長初日。

張り切って登校して机に荷物下ろしたら後ろの席の友人が「ヤバいヤバい」と言うもんでなんじゃらほいと確認したら…

肩からまさかの多量出血

全く痛みとか無かったので私自身が一番驚いたけれど(イボみたいなやつがバッグと擦れて潰れたっぽい)、とりあえずまみれ制服のまま授業受けるわけにもいかないので保健室へ。

保健室に制服の予備があればよかったんだけど無かったので昨年度卒業生の体操服を着用。それで一日過ごすこととなった。

当然ながら制服と体操服全然デザイン違うので目立つ。しかも私体デカいのでパッツパツ。授業毎に何があったのかいろんな人に聞かれそれに逐一説明するという高3後期波乱の幕開けであった…。



痛くないけど痛々しい前フリはこの辺で、「恋をするなら」シングルバージョン入手記念にこのアルバムをサラッとレビューしちゃいます!


佐藤聖子「SATELLITE☆S」(1995)

SATELLITE☆S
佐藤聖子
1995-06-21


90年代、一部で盛り上がりを見せていたとされるガールポップアーティストの一角でちょっとハスキーがかった声が魅力的なお人。これが5枚目のアルバム。この後は1枚のアルバムと5枚のシングルを出して99年頃に引退している。Wikipediaによれば現在は埼玉でフラメンコを教えているとか。


'93年以降の5枚6曲のシングル曲が入っていて強力にならないわけがない、という感じのアルバム。シングル曲以外はちょいと微妙だが…。


このアルバムのポイントは西脇唯馬場俊英という二人のメインライターの存在だろうか。ちなみに馬場俊英はデビュー前のお仕事。二人ともに曲づくりに独特なカラーがあり、各々の個性が一人のシンガーに彩りを与えている。特にアルバム後半の「一緒にいよう」~「空にキスをするように」の流れは圧巻。



ただ一つマイナスを言うとするならば「恋をするなら」での馬場俊英のバックコーラスが主張強すぎる。最早バックコーラスというよりツインボーカル。これがあまり好みじゃなかったので今回同曲のシングルバージョンを手に取るに至った。ちなみにFOR LIFE 1975-1995」というコンピレーションアルバム。


FOR LIFE 1975-1
オムニバス
1995-12-16


こういうコンピのときに佐藤聖子入れたり、後に同社がPURE BESTというレコード会社主導のベスト盤をリリースしたときのラインナップにRAZZ MA TAZZが含まれていたりするところが好きです。所属歌手に愛があるように思う。


それでは本日の急造レビューはこの辺で。明日は知らん。

収穫CDサラッとレビュー 2019年9月その1

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9月に買ったCDを聴いた感想をだいたいそれぞれ五~十行で書いていきます。※笠原弘子は「コンプリート計画」の方で別に取り扱うのでここでは省略




TrySail「Sail Canvas」(2016)

Sail Canvas(通常盤)
TrySail
2016-05-25


昨日個別記事上げたくらい、唐突にめちゃめちゃハマったTrySail。1stの本作は普通に良曲並んでいるけど後の2枚に比べたらどうしても印象で劣っちゃう。でも歌詞もメロディーもド直球なアイドルポップ「Youthful Dreamer」は全体でも1番か2番に好き。




TrySail「TAILWIND」(2017)

TAILWIND
TrySail
2017-08-23


勢いのままに駆け抜けていく「adrenaline!!!」やオタク殺しな「センパイ。」、普段と一味違う雰囲気を醸し出す「High Free Spirits」などバラエティ豊かな2nd。アニカワ系の曲もあるけど三人の声のおかげでそんな聴き疲れしなくて良かった。




TrySail「TryAgain」(2019)



TryAgain (特典なし)
TrySail
2019-02-27


爽やかアイドルポップを基本軸にGARNiDELiA提供の「Truth.」やファンの間では"修行"とも呼ばれる変な曲「Sunset カンフー」まで幅広い3rd。3作の中で一番安定していて「TryAgain」から「azure」まで隙なく駆け抜けていった。名盤




NUTS!「Ticket to Happiness」(1995)

あの「お料理行進曲」を作曲した平間あきひこが90年代中頃に在籍していたユニット。この後彼が結成するCyber Nation Networkではもっとテクノサウンドに振り切っていたけど、こちらは90s前半によくある都会的なサウンドで安定の一作。聞くところによれば師匠が角松敏生らしく、アレンジなんかも似たところがあって妙に納得してしまった。「HEART BEAT EXPRESS」「Orionを目指して」が良曲。




DEEN「ミライからの光」(2019)

今年発売、1年9ヶ月ぶりのシングル。買ったのは通常盤。表題曲は彼らにとって4回目となるテイルズタイアップ。普通に良い曲だけどやっぱり「夢であるように」や「永遠の明日」といった過去の名曲が偉大すぎて霞む…。
それより好感触だったのは4曲目にボーナス的に入った「夢であるように」のパチスロバージョン。原曲の正統進化版のような趣でアレンジもより現代的に磨き上げられている。この編曲でフル作ってほしいなぁ。




SeanNorth「Story Neverend」(2006)

Story Neverend
SeanNorth
2006-10-11


フォークとポップスが融合したようなサウンドが魅力的な女性ボーカルバンドの1st。様々なアプローチをしつつ全て爽やかポップスに作り上げてしまう器用さとボーカルの透き通った声はBAJI-Rやelliottを思い出した。インディーズで今も現役らしい。



Flower「THIS IS Flower THIS IS BEST」(2016)

メンバーの結婚引退で先月を以て解散してしまったLDH系女性グループのベスト。6人体制より前の曲は再録されている。解散の報を聞いて手に取った。
今作の収録範囲の時期=私がオリコンチャートを基に音楽を聴いてた時期だからどの曲も聴き馴染みがあるし懐かしい。あんまりパリピ系でもなくLDHの中では親しみやすい部類だったなーと改めて。あとrhythm zoneじゃなくてSonyだったのを今更知った。固定観念ってこわい。




My Little Lover「Best Collection~Complete Best~」(2010)

Best Collection ~Complete Best~
My Little Lover
2010-05-05


Best Collection ~Best Akko~
My Little Lover
2010-05-05


マイラバの15周年ベスト。3種発売のうちCD2枚組のもの。
ここまでのほぼ全シングルが一度に聴けるいいベスト。でもこうやってシングルがズラッと並ぶとやっぱり初期が圧倒的だな…と思っちゃうよね。akkoソロになってからのDisc1の中では「り・ぼん」と「音のない世界」はなかなかの良曲。「re:evergreen」以降音沙汰がないけどまた何かやってほしい。

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