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11月6日にDEENのラブソング・セルフカバーベストアルバム「Ballads in Love~The greatest love songs of DEEN~」が発売されます。(公式特設サイトはこちら。)

  1. MY LOVE~Introduction~
  2. 夢であるように
  3. もう泣かないで
  4. このまま君だけを奪い去りたい
  5. 君がいない夏
  6. 君の心に帰りたい
  7. Celebrate
  8. 星の雫
  9. 心から君が好き~マリアージュ~
  10. Blue eyes
  11. MY LOVE

26年間でリリースされたラブソングの中からファンが選んだ10曲。やっぱり磐石・納得の選曲でした。こういうときに下手にマニアックなとこ行かないDEENファン好きよ

個人的には昔から応援してたダイスケとのコラボもポイント高いですね~。楽しみです。

さて新譜宣伝はこの辺にしておきまして、この「Ballads in Love」には対(?)になるともいえるアルバムがあります。それが、


DEEN「Ballads in Blue~The greatest hits of DEEN~」

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2001年6月にリリースされたバラードベストアルバム。今回とジャケットデザインもタイトルもめっちゃ似てますがこのときも同じようにファン投票が行われたようで(生後すぐなのでリアルタイムでは知りません)、その内容がこちら。

  1. Blue eyes~Introduction~
  2. いつか僕の腕の中で~Ballads in Blue style~
  3. このまま君だけを奪い去りたい
  4. 君の心に帰りたい
  5. 翼を広げて
  6. 君がいない夏
  7. 夢であるように
  8. Teenage dream
  9. JUST ONE
  10. MY LOVE
  11. 哀しみの向こう側
  12. 少年
  13. 蒼い戦士たち
  14. 日曜日~Ballads in Blue style~
  15. 瞳そらさないで~Smooth Blue Mix~
  16. Blue eyes

代表曲からアルバムやカップリングの人気曲まできっちり押さえているなかなか良い選曲。
この後はシングルコレクションを乱発しているので、バラードベストどころかオリジナル音源そのままで、代表曲からファン人気の高い隠れ名曲まで楽しめるDEENのベストアルバムといえば今でもほぼこれ一択。瞳そらさないでのリアレンジがかなり原曲と違うので人によってはガッカリするかもしれないけれど、それ以外はほぼ隙のない選曲です。一枚組で聴きやすいのもGood。

今回の「Ballads in Love」リリースに際して、この「Ballads in Blue」も再び陽の目を見てほしいのでBallads in Blue」全曲レビュー、やっちゃいます。レッツゴー。



いつか僕の腕の中で~Ballads in Blue style~

(動画は原曲バージョン)

'94年6月リリース、100万枚の大ヒットを記録した代表曲の一つ「瞳そらさないで」のC/W曲。Ballads in Blue」ではリアレンジされています。

表題曲同様、こちらも海が似合いそうな爽やかなサマー・ソング。元彼を忘れられない女性のことを見守る男性の歌ですが、歌の中では仕草しか描かれていない相手の女性側はどう思っているのか考えると面白いかも。



このまま君だけを奪い去りたい


'93年3月リリース、ドコモのポケベルCMソング。130万枚の大ヒットを記録した言わずと知られた代表曲。

上杉昇さん(元WANDS)の詞はやっぱり池森さんとはどこか違う。でも今も代表曲として何の違和感もないのが凄いですねー。それだけこの曲の持つパワーが凄かったのか、DEENのその後の自己主張の調整が上手かったのか。私はどちらもあると思います。



君の心に帰りたい


'96年9月リリース、2ndアルバム「I wish」収録曲。

この曲はすごい。「I wish」自体ヒット期のDEENの魅力が200%凝縮されたような名盤ですが、その中でもこの曲はシングル曲に全く見劣りしていない。

シンセサイザーやそれに絡むギター、サビ前のシンバルの音が曲の世界観(雨)や張り裂けそうな悲しみを見事に表現しています。名バラード。



翼を広げて


'93年7月リリース、サッカー中継のテーマソングに起用されたこれまた代表曲の一つ。'08年には作詞者のZARD=坂井泉水によるセルフカバー版が「名探偵コナン 戦慄の楽譜」の主題歌に起用されました。

壮大なバラード。応援歌だから「Ballads in Love」には入りませんでしたが、この曲もDEENのパブリックイメージを大きく形作っている…はず。終盤のコーラス陣(坂井泉水や大黒摩季、ゲラゲラポーの生沢祐一も!)を含めた大合唱は圧巻の一言。



君がいない夏


'97年8月リリース、アニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマ。

世代によっては一番有名な曲かも。私自身も一番最初に聴いたDEENの曲ということでかなり馴染みがあります。

遠い夏の思い出を追想する歌詞。小松未歩の切ないメロディーと池森さんの爽やかながらどこか哀愁のある歌声がマッチしています。「瞳そらさないで」と同等かそれ以上の夏の名曲。



夢であるように


'97年12月リリース、ゲーム「テイルズ オブ デスティニー」の主題歌。

こちらも世代によっては一番有名かもしれない曲。DEEN側も大切にしていて、多くの曲にキー下げが行われる中で原曲そのままで歌われ続けてきました。

イントロやその後の打ち込みから既に独特の風格があります。失恋から立ち直ろうとする歌詞と段階的な曲の盛り上がりがベストマッチ。根強い人気も聴けば納得の名曲。

ちなみに「Ballads in Blue」の際の投票1位はこの曲。「Ballads in Love」では順位などは特に公開されませんでしたが、DEEN屈指の人気曲なだけに今回もきっとかなりの上位だったことでしょう。



Teenage dream


'95年3月リリース、TBS系CDTVオープニングテーマ。
メンバーが固定してから初めてリリースされたシングル曲。

僕とその親友の「アイツ」とその彼女(「君」)の絆を描いた名曲。この曲の歌詞を元に青春映画作ってほしいくらいですね。いい出来になりそう。
個人的にはこの曲、以前はあまり印象強くなかったんですが、昨年数年ぶりに故郷に戻って旧友と遊んだ帰り道に聴いたら"胸にディーンと"来まして。それ以来DEENの中でもかなり好きな曲になりました。



JUST ONE


'99年7月リリース、シャープカラーFAX「彩遊記」のCMソング。

この辺りからはちょいとマイナーかも?でもここからがまた凄いんですよ。

初のセルフプロデュース曲ということで、メンバーの新たな決意を感じる優しくも力強いバラード。夜明けの海辺で撮影されたMVも印象的ですね。DEEN第二章の始まりに相応しい名曲。



MY LOVE


'99年11月リリース、フジテレビ系昼ドラ「風の行方」の主題歌。

来ました名バラード。平メロとサビの静と動がとにかくすごい。私は「サビ」とは「飛躍」だと考えていますが、この曲を聴くとそれをより強く感じます。あと巨匠のギターも個人的にはこの曲が一番。まさにエモーショナル。

今回の「Ballads in Love」では冒頭のイントロダクションもこの曲で制作されメイン曲として君臨していますが、それだけのパワーを持った名曲だと思います。今からでももっと多くの人に聴いてほしい…。



哀しみの向こう側


'00年11月リリース、フジテレビ系昼ドラ「幸福の明日」主題歌。

JUST ONEからこの曲までの3曲は所謂「バラード三部作」。ファン人気も高い過渡期の名曲たちです。

他にありそうで意外とない優しい励ましの歌。どうにもやりきれない気持ちの時に聴くと元気が出ます。



少年


'95年12月リリース、「LOVE FOREVER」の両A面曲。TBS系「少年時代」テーマソング。A面を差し置いて選出されました。

いやーノスタルジック。全編に渡ってコーラスとシンセサイザーが良い仕事してます。

A面かつ高いファン人気を誇りながらなかなかA面扱いされずライブでも披露されない不遇な曲でしたが、'18年の25周年ベストにはしっかりA面として収録されました。やったね!



蒼い戦士たち

'00年5月リリース、4thアルバム「'need love」収録曲。

ドラムレスのあっさりとした名曲。
青春を共に過ごした仲間たちとの絆を歌っていますが、捉え方によってはこの年の始めに脱退したドラムの宇津本直紀への餞別の歌にも聴こえるような。

そういえば「Ballads in Blue」は宇津本さん脱退後しばらくしてからのリリース、今回の「Ballads in Love」は田川さん脱退後しばらくしてからのリリースなんですね。偶然でしょうか…笑



日曜日~Ballads in Blue style~


'96年4月リリース、アニメ「ドラゴンボールGT」の主題歌に起用された「ひとりじゃない」のC/W曲。「Ballads in Blue」ではリアレンジされています。

眩しい日曜日の昼下がりの歌。キラキラしたシンセサイザーによる優しい日差しの表現がお見事。
たまに何でも出来そうだなんて思う心地よい休日ありますよね。まるでそれを真空パックしたような曲です。リアレンジでより涼しげになっています。



瞳そらさないで~Smooth Blue Mix~ (featuring Vocal 7th Beat)

(動画は原曲)

'94年6月にリリースされた代表曲の完全リアレンジ。

原曲から大きく変わってR&B調のミディアムバラードに。このアルバムでのリアレンジに共通している涼しげでどこか気だるげなイメージを一番感じられるのがこれ。元がメリハリきっちりとした感じだっただけに落差がデカいけどこれはこれで違った趣があって私は好きです(下に貼った全曲メドレーで聴けます)。



Blue eyes



Ballads in Blue」リリースにあたって制作された新曲。

ベスト用の新曲ながらファン人気も高い曲で、今回の「Ballads in Love」でも選曲されています。

夏の海辺ではしゃぐ恋人たち。いつか来てしまうかもしれない恋の終わりを不安に思いながらも永遠を願う姿を描いています。美しい…。

形あるものはいつか消えてく 大事なもの見つけにくくて 奇跡なんて誰も信じてないけど

愛してるって言葉にするほど簡単じゃない このふたつの魂触れ合っているはずさ そうだろう?

たった一つの願いが叶うとしたなら 繋いだ手と手をいつまでも離さないでいて 繋がれたふたり いつまでも離れないように

恋の痛みや不安を描きつつも綺麗に締めています。ラストのコーラス含め美しい名曲。

バラードベストのラストに配置されるだけのことはある、DEEN's BALLADの一つの到達点ではないでしょうか。



まとめ

Ballads in Blue」の全曲レビュー、いかがでしたか。今回記事を書くにあたって久々に通して聴きましたが、DEENのバラードはやっぱり絶品ですね。本当に聴き疲れしない。

ある程度DEENを知っている方ならご存知でしょうが、ボーカル池森秀一はこの時期(2001年)を境に歌い方が激変します。なので「Ballads in Blue」は声変わり前の集大成ともいえるアルバムです。「Ballads in Love」とは被っている曲も多いので、今回は声の違いも含めて聴き比べてみたいですね。

改めてベストアルバム「Ballads in Blue」、ぜひ新譜と併せてお聴きください。初心者にも自信を持っておすすめできるアルバムなので、DEENをあまり知らないという方もこの機会にぜひ。

↓全曲試聴