FIELD OF VIEW「Dreams」サラッとレビュー【FIELD OF VIEW 25周年記念全シングルレビュー】
FIELD OF VIEW「Dreams」(1996)
2ndアルバムリリース後初の新曲。ここから2作はオリジナルアルバム未収録。FOV最後の織田哲郎提供曲で、作詞は当時歌手デビュー前の辻尾有佐。そして安部は帰ってこない。
今の時代に必要な「優しい歌」
1996年のビーイング系。人気には若干の陰りが見え始めていたものの、楽曲クオリティは衰え知らず。ZARDの「心を開いて」やDEENの「素顔で笑っていたい」をはじめ、リスナーの心にそっと寄り添ってくれるような楽曲が増えていた。この曲もその一つ。
世知辛いこの世の中で常に付きまとう不安。しかし不安など知らん顔でやって来る毎日。そんな中でも夢を忘れずに、自分らしさを持ちながら生きていきたいという人へのお守り代わりになるのがこの曲。
人に笑われてもいい 僕はいつの日か現実にできるよ 君と見たtiny dreams
少しだけ気持ちが楽になるとともに勇気が湧いてくる、優しい歌です。
SNSの発達、政治・経済の不安でこの曲の当時よりも息苦しさを増しているような気がする現在。今こそ多くの人に届曲ではないでしょうか。
多忙なので今日はここまで。前回語り倒した分、今回はサラッとあっさり、幸楽苑。(?)
・楽曲情報
FIELD OF VIEW「Dreams」
作詞:辻尾有佐
作曲:織田哲郎
編曲:徳永暁人
・アルバム収録
FIELD OF VIEWとして国内リリースされたアルバムのみ記載
SINGLES COLLECTION+4 (1997)
Memorial BEST ~Gift of Melodies~ (2002)
complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio (2003)
BEST OF BEST 1000 FIELD OF VIEW (2007)
FIELD OF VIEW BEST HITS (2013)
・FOV25周年記念公式イベント情報
↑25周年記念でベスト盤発売&ライブやります
・FIELD OF VIEW 25周年記念全シングルレビュー
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