need love
DEEN
2000-05-24


・収録曲
全曲作詞:池森秀一
1作曲:DEEN
2、7、8、10作曲:山根公路
3、5作曲:山根公路&宇津本直紀
4、6、9、12作曲:田川伸治
11作曲:池森秀一
1~6、8~10、12編曲:DEEN
7、11編曲:DEEN&池田大介
Produced by DEEN

1.Power of Love ★★★★☆
┗20thシングル
2.Soul inspiration ★★★★★
3.MY LOVE ★★★★★+1
┗19thシングル ギターソロ他全体のミックスが異なるアルバムバージョン
4.風の中に… ★★★★☆
5.YOU GOTTA KICK ★★★★☆
6.すてちまえ! ★★★★☆
┗19thシングルC/W 冒頭が異なる他全体の演奏が異なるアルバムバージョン
7.Long Distance ★★★☆☆
8.愛があるから ★★★★☆
9.ひとりぼっちのAnniversary ★★★★☆
10.起き上がれよBOY ★★★★★
11.JUST ONE -Break 4 Style- ★★★★★+1
┗18thシングル ライブで披露された長い前奏とストリングスを追加したバージョン
12.蒼い戦士たち ★★★★★+1

・データ
2000年5月24日発売
最高10位 売上5.9万枚
BMGファンハウス内BERGレーベル(現:Ariora Japan)

DEEN メンバー
ボーカル:池森秀一
キーボード:山根公路
ギター:田川伸治

元メンバー
ドラム:宇津本直紀(99年12月脱退、本作には3と5の作曲、3、6、11のドラムで参加)

DEENの4thアルバム。シングル「JUST ONE」「MY LOVE」「Power of Love」を収録。ビーイング提供曲だった17thシングル「遠い遠い未来へ」とClassicsシリーズとしてリリースされたシングル「Christmas time」未収録。前作「The DAY」から1年5ヶ月ぶりのリリース。

ドラムの宇津本直紀が1999年12月をもって脱退。DEENが3人体制になって初のアルバム、また初のセルフプロデュースアルバムである。2018年3月時点でオリジナルアルバムでは最後のトップ10入り作品。
初回盤は特殊パッケージ仕様。

タイトルの通り、本作のテーマは「愛」
地球規模の愛、ファンへの愛、友人への愛、恋人への愛、自分への愛…様々な「愛」の形を多様な曲調で表現している。

本作はDEENの中でも特にバリエーションに富んだアルバム。 
その一因として当時DEENの音楽性が過渡期にあったことも関係しているように思う。
前作のようなロック路線「すてちまえ!」「起き上がれよBOY」、それをバラードにまで広げた「JUST ONE」「MY LOVE」「Long Distance」、アコースティックな作風の「風の中に…」「愛があるから」、ドラムレスのバラード「蒼い戦士たち」、次作以降のサウンドの片鱗が見える「YOU GOTTA KICK」「ひとりぼっちのAnniversary」と、それまでのDEENと以降のDEEN両方の要素を併せ持っている。

ドラムが抜けたこともありロック路線の曲でも前作のような勢いと格好良さはあまり無いがそれにより曲に余裕ができて今までよりも肩の力が抜けたような良い意味での軽さがある。

次のアルバムを最後にビーイングを離れるが、初のセルフプロデュースの本作の時点でかなりビーイングサウンドからは離れている。ビーイングサウンドに囚われず様々な曲調にチャレンジしたことで本作でDEENのサウンドの軸が確立されたように思う。ビーイング離脱後の片鱗も見えるが、それでもパブリックイメージのDEENはこの時点では健在。
ポップ、ロック、アコースティック、バラード…DEENのポップ性とその幅広さが存分に出た、トータルでの完成度が抜群な1枚。管理人の中では本作がDEENの最高傑作。

この頃まではそこそこ売れているので中古屋ではよく見かけ、レンタルにもよく出ているが、埋もれさせるには勿体無い。
DEENに興味を持った方にはベスト以外に中古、レンタル両方でよく見かける「I wish」「The DAY」、そして本作「'need love」の3枚は是非とも聴いていただきたい。ポップバンドDEENの傑作だ。

★★★★★


・MV

JUST ONE

MY LOVE


Power of Love