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【2020年代最初の名盤】ダニーバグ「わかってたまるか」サラッとレビュー

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どうもdeamuです。夜中に欅坂の記事を書いてみたら執筆意欲が湧いてきたので今回はこちらのアルバムをサラッとレビュー。


ダニーバグ「わかってたまるか」(2020)

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収録曲
1.退屈ハイウェイ
2.明日がやってくる
3.雨の日の少年
4.ぼくらのゲーム
5.my list


"2020年代最初にして最強の名盤、ここに誕生"


2016年結成、「遅すぎた反抗期」を謳うロックバンドの初の1st EP。配信では1月15日に解禁したばかりの新譜だ。

昨年末に先行配信されていた「退屈ハイウェイ」一部フォロワーの間で話題になっていて耳にしたことが彼らとの出逢いだった。


切迫感があり、でも決して五月蝿くないサウンドと、激しさと繊細さが共存したようなボーカル(ややタイプは違うけれども)、それから世知辛さを歌いつつも前向きに纏める歌詞から、古い曲になるがshame「LOSERS」という曲をふと思い出したりして、かなり好感触だった。


そうして注目している中でのMV公開、そしてアルバムリリースとなった。


まず驚いたのが、楽曲バリエーションの幅広さ。個人的には、メジャー進出しているロックバンドでも曲をワンパターンに感じてしまう事例がそこそこあるのだが、このバンドにはそのようなことが全くない。基本的なコンセプトは揃えつつも(ここ重要)、5曲それぞれで見せる色が異なるのだ。これがインディーズ1stだというのだから畏れ入る。

「退屈ハイウェイ」のほか、MVも作られた「雨の日の少年」、アルバムラストを飾るロックバラード「my list」は出色の出来。
この5曲に私の好きなロックバンドの全てが詰め込まれている、そう言っても過言ではないほどにこの5曲は一つ一つが魅力的、オールスターなのだ。
御託を並べるよりも全曲YouTubeにあるのでとにかくまず聴いてほしい。下のアルバム情報にリンク貼ります。



次に驚いたのがサウンド骨太なギター、他パートを邪魔しないリズム隊、そしてエモーショナルなボーカルの歌声。一つ一つが武器となり、一体となって曲を作り上げている。
このアルバムに全く飽きが来ない理由として、勿論メロディの良さはあるが、音の纏まりが非常に良いという点が大きい。


歌詞、サウンド、歌声、曲調のバリエーション、どこを取っても魅力的な名盤。ウルトラマンの怪獣で言うならばタイラントのような恐ろしい(褒め言葉)バンドだ。
2020年代に突入してまだ1ヶ月も経過していないが、早くもこのようなアルバムに出逢えたことをとても嬉しく思う。そして、彼らが放つ次の一手が今から楽しみで仕方がない。


ボーカルの杉本氏は「2019年はダニーバグにとって停滞の年だった」と仰っていた。メンバーの失踪、曲作りやライブも安定して行うことができなかったそうだ。

しかしMV公開、EPリリースまで到達したダニーバグ。天性の歌心を武器に、2020年は彼らにとって飛躍の一年になることだろう。要注目だ。ダニーバグの皆さんの益々のご活躍を願っています。

★★★★★


・アルバム情報

ダニーバグ「わかってたまるか」

2020/01/15 Release ¥1100(CD、税込)




・関連リンク集

sugi pem …YouTubeチャンネル

ダニーバグ (@dunny_bug) …バンドのTwitterアカウント

ダニーバグ …Eggsのページ

すぎもと(ダニーバグvo) (@sugi_bug_vo) …ボーカル杉本氏のTwitter



Bluem of Youth「bloom of youth」サラッとレビュー

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委員長二日目は肩から血がブッシャーすることもなく平穏に終わった。だから書くネタがない。


ほんじゃ気分でこのアルバムのサラッとレビューいきます!(雑)


Bluem of Youth「bloom of youth」(1996)

”bloom of youth”
Bluem of Youth
1996-02-01


'99年に電波少年の派生番組「雷波少年」からヒットを飛ばした二人組の1st。'02年に一度活動休止したのち復活、現在も細々ながら活動中。最近では今年5月に地元広島のイベントでライブを行ったようだ。そのときの様子がこちら。




上の映像のラストでも歌われたアップテンポのナンバー「Winnin' Tonight」が収録されているこの1stアルバム。後にヒットさせた曲はほとんどがバラード曲だったけれどもこの時期はストレートなロックナンバーが中心。シングルになった「最後の願い」「10 Calls After」は特に良い。ラストを飾る「Close by your side」は後の路線にも繋がる彼らのバラード曲の元祖。夜に聴くと映えるロックバラードだ。


全曲作編曲はギターの松ヶ下宏之。デビュー作にして早くも才能が光ってます。100位圏外はちょっと頂けないっすわ。



余談だがこの時期のボーカル別所悠二は明らかにV系意識したようなメイクをしていて後追いリスナーからしてみれば違和感しかない。ってかこれで敬遠された可能性大いにあるんじゃないか?合ってないもん。


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↑「最後の願い」のMVより。



本日のレビューはこの辺で。明日は知らん。


佐藤聖子「SATELLITE☆S」サラッとレビュー+肩が血まみれになった話

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委員長初日。

張り切って登校して机に荷物下ろしたら後ろの席の友人が「ヤバいヤバい」と言うもんでなんじゃらほいと確認したら…

肩からまさかの多量出血

全く痛みとか無かったので私自身が一番驚いたけれど(イボみたいなやつがバッグと擦れて潰れたっぽい)、とりあえずまみれ制服のまま授業受けるわけにもいかないので保健室へ。

保健室に制服の予備があればよかったんだけど無かったので昨年度卒業生の体操服を着用。それで一日過ごすこととなった。

当然ながら制服と体操服全然デザイン違うので目立つ。しかも私体デカいのでパッツパツ。授業毎に何があったのかいろんな人に聞かれそれに逐一説明するという高3後期波乱の幕開けであった…。



痛くないけど痛々しい前フリはこの辺で、「恋をするなら」シングルバージョン入手記念にこのアルバムをサラッとレビューしちゃいます!


佐藤聖子「SATELLITE☆S」(1995)

SATELLITE☆S
佐藤聖子
1995-06-21


90年代、一部で盛り上がりを見せていたとされるガールポップアーティストの一角でちょっとハスキーがかった声が魅力的なお人。これが5枚目のアルバム。この後は1枚のアルバムと5枚のシングルを出して99年頃に引退している。Wikipediaによれば現在は埼玉でフラメンコを教えているとか。


'93年以降の5枚6曲のシングル曲が入っていて強力にならないわけがない、という感じのアルバム。シングル曲以外はちょいと微妙だが…。


このアルバムのポイントは西脇唯馬場俊英という二人のメインライターの存在だろうか。ちなみに馬場俊英はデビュー前のお仕事。二人ともに曲づくりに独特なカラーがあり、各々の個性が一人のシンガーに彩りを与えている。特にアルバム後半の「一緒にいよう」~「空にキスをするように」の流れは圧巻。



ただ一つマイナスを言うとするならば「恋をするなら」での馬場俊英のバックコーラスが主張強すぎる。最早バックコーラスというよりツインボーカル。これがあまり好みじゃなかったので今回同曲のシングルバージョンを手に取るに至った。ちなみにFOR LIFE 1975-1995」というコンピレーションアルバム。


FOR LIFE 1975-1
オムニバス
1995-12-16


こういうコンピのときに佐藤聖子入れたり、後に同社がPURE BESTというレコード会社主導のベスト盤をリリースしたときのラインナップにRAZZ MA TAZZが含まれていたりするところが好きです。所属歌手に愛があるように思う。


それでは本日の急造レビューはこの辺で。明日は知らん。

【「Ballads in Love」リリース記念!】今だからこそ聴きたい、DEEN「Ballads in Blue」レビュー

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11月6日にDEENのラブソング・セルフカバーベストアルバム「Ballads in Love~The greatest love songs of DEEN~」が発売されます。(公式特設サイトはこちら。)

  1. MY LOVE~Introduction~
  2. 夢であるように
  3. もう泣かないで
  4. このまま君だけを奪い去りたい
  5. 君がいない夏
  6. 君の心に帰りたい
  7. Celebrate
  8. 星の雫
  9. 心から君が好き~マリアージュ~
  10. Blue eyes
  11. MY LOVE

26年間でリリースされたラブソングの中からファンが選んだ10曲。やっぱり磐石・納得の選曲でした。こういうときに下手にマニアックなとこ行かないDEENファン好きよ

個人的には昔から応援してたダイスケとのコラボもポイント高いですね~。楽しみです。

さて新譜宣伝はこの辺にしておきまして、この「Ballads in Love」には対(?)になるともいえるアルバムがあります。それが、


DEEN「Ballads in Blue~The greatest hits of DEEN~」

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2001年6月にリリースされたバラードベストアルバム。今回とジャケットデザインもタイトルもめっちゃ似てますがこのときも同じようにファン投票が行われたようで(生後すぐなのでリアルタイムでは知りません)、その内容がこちら。

  1. Blue eyes~Introduction~
  2. いつか僕の腕の中で~Ballads in Blue style~
  3. このまま君だけを奪い去りたい
  4. 君の心に帰りたい
  5. 翼を広げて
  6. 君がいない夏
  7. 夢であるように
  8. Teenage dream
  9. JUST ONE
  10. MY LOVE
  11. 哀しみの向こう側
  12. 少年
  13. 蒼い戦士たち
  14. 日曜日~Ballads in Blue style~
  15. 瞳そらさないで~Smooth Blue Mix~
  16. Blue eyes

代表曲からアルバムやカップリングの人気曲まできっちり押さえているなかなか良い選曲。
この後はシングルコレクションを乱発しているので、バラードベストどころかオリジナル音源そのままで、代表曲からファン人気の高い隠れ名曲まで楽しめるDEENのベストアルバムといえば今でもほぼこれ一択。瞳そらさないでのリアレンジがかなり原曲と違うので人によってはガッカリするかもしれないけれど、それ以外はほぼ隙のない選曲です。一枚組で聴きやすいのもGood。

今回の「Ballads in Love」リリースに際して、この「Ballads in Blue」も再び陽の目を見てほしいのでBallads in Blue」全曲レビュー、やっちゃいます。レッツゴー。



いつか僕の腕の中で~Ballads in Blue style~

(動画は原曲バージョン)

'94年6月リリース、100万枚の大ヒットを記録した代表曲の一つ「瞳そらさないで」のC/W曲。Ballads in Blue」ではリアレンジされています。

表題曲同様、こちらも海が似合いそうな爽やかなサマー・ソング。元彼を忘れられない女性のことを見守る男性の歌ですが、歌の中では仕草しか描かれていない相手の女性側はどう思っているのか考えると面白いかも。



このまま君だけを奪い去りたい


'93年3月リリース、ドコモのポケベルCMソング。130万枚の大ヒットを記録した言わずと知られた代表曲。

上杉昇さん(元WANDS)の詞はやっぱり池森さんとはどこか違う。でも今も代表曲として何の違和感もないのが凄いですねー。それだけこの曲の持つパワーが凄かったのか、DEENのその後の自己主張の調整が上手かったのか。私はどちらもあると思います。



君の心に帰りたい


'96年9月リリース、2ndアルバム「I wish」収録曲。

この曲はすごい。「I wish」自体ヒット期のDEENの魅力が200%凝縮されたような名盤ですが、その中でもこの曲はシングル曲に全く見劣りしていない。

シンセサイザーやそれに絡むギター、サビ前のシンバルの音が曲の世界観(雨)や張り裂けそうな悲しみを見事に表現しています。名バラード。



翼を広げて


'93年7月リリース、サッカー中継のテーマソングに起用されたこれまた代表曲の一つ。'08年には作詞者のZARD=坂井泉水によるセルフカバー版が「名探偵コナン 戦慄の楽譜」の主題歌に起用されました。

壮大なバラード。応援歌だから「Ballads in Love」には入りませんでしたが、この曲もDEENのパブリックイメージを大きく形作っている…はず。終盤のコーラス陣(坂井泉水や大黒摩季、ゲラゲラポーの生沢祐一も!)を含めた大合唱は圧巻の一言。



君がいない夏


'97年8月リリース、アニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマ。

世代によっては一番有名な曲かも。私自身も一番最初に聴いたDEENの曲ということでかなり馴染みがあります。

遠い夏の思い出を追想する歌詞。小松未歩の切ないメロディーと池森さんの爽やかながらどこか哀愁のある歌声がマッチしています。「瞳そらさないで」と同等かそれ以上の夏の名曲。



夢であるように


'97年12月リリース、ゲーム「テイルズ オブ デスティニー」の主題歌。

こちらも世代によっては一番有名かもしれない曲。DEEN側も大切にしていて、多くの曲にキー下げが行われる中で原曲そのままで歌われ続けてきました。

イントロやその後の打ち込みから既に独特の風格があります。失恋から立ち直ろうとする歌詞と段階的な曲の盛り上がりがベストマッチ。根強い人気も聴けば納得の名曲。

ちなみに「Ballads in Blue」の際の投票1位はこの曲。「Ballads in Love」では順位などは特に公開されませんでしたが、DEEN屈指の人気曲なだけに今回もきっとかなりの上位だったことでしょう。



Teenage dream


'95年3月リリース、TBS系CDTVオープニングテーマ。
メンバーが固定してから初めてリリースされたシングル曲。

僕とその親友の「アイツ」とその彼女(「君」)の絆を描いた名曲。この曲の歌詞を元に青春映画作ってほしいくらいですね。いい出来になりそう。
個人的にはこの曲、以前はあまり印象強くなかったんですが、昨年数年ぶりに故郷に戻って旧友と遊んだ帰り道に聴いたら"胸にディーンと"来まして。それ以来DEENの中でもかなり好きな曲になりました。



JUST ONE


'99年7月リリース、シャープカラーFAX「彩遊記」のCMソング。

この辺りからはちょいとマイナーかも?でもここからがまた凄いんですよ。

初のセルフプロデュース曲ということで、メンバーの新たな決意を感じる優しくも力強いバラード。夜明けの海辺で撮影されたMVも印象的ですね。DEEN第二章の始まりに相応しい名曲。



MY LOVE


'99年11月リリース、フジテレビ系昼ドラ「風の行方」の主題歌。

来ました名バラード。平メロとサビの静と動がとにかくすごい。私は「サビ」とは「飛躍」だと考えていますが、この曲を聴くとそれをより強く感じます。あと巨匠のギターも個人的にはこの曲が一番。まさにエモーショナル。

今回の「Ballads in Love」では冒頭のイントロダクションもこの曲で制作されメイン曲として君臨していますが、それだけのパワーを持った名曲だと思います。今からでももっと多くの人に聴いてほしい…。



哀しみの向こう側


'00年11月リリース、フジテレビ系昼ドラ「幸福の明日」主題歌。

JUST ONEからこの曲までの3曲は所謂「バラード三部作」。ファン人気も高い過渡期の名曲たちです。

他にありそうで意外とない優しい励ましの歌。どうにもやりきれない気持ちの時に聴くと元気が出ます。



少年


'95年12月リリース、「LOVE FOREVER」の両A面曲。TBS系「少年時代」テーマソング。A面を差し置いて選出されました。

いやーノスタルジック。全編に渡ってコーラスとシンセサイザーが良い仕事してます。

A面かつ高いファン人気を誇りながらなかなかA面扱いされずライブでも披露されない不遇な曲でしたが、'18年の25周年ベストにはしっかりA面として収録されました。やったね!



蒼い戦士たち

'00年5月リリース、4thアルバム「'need love」収録曲。

ドラムレスのあっさりとした名曲。
青春を共に過ごした仲間たちとの絆を歌っていますが、捉え方によってはこの年の始めに脱退したドラムの宇津本直紀への餞別の歌にも聴こえるような。

そういえば「Ballads in Blue」は宇津本さん脱退後しばらくしてからのリリース、今回の「Ballads in Love」は田川さん脱退後しばらくしてからのリリースなんですね。偶然でしょうか…笑



日曜日~Ballads in Blue style~


'96年4月リリース、アニメ「ドラゴンボールGT」の主題歌に起用された「ひとりじゃない」のC/W曲。「Ballads in Blue」ではリアレンジされています。

眩しい日曜日の昼下がりの歌。キラキラしたシンセサイザーによる優しい日差しの表現がお見事。
たまに何でも出来そうだなんて思う心地よい休日ありますよね。まるでそれを真空パックしたような曲です。リアレンジでより涼しげになっています。



瞳そらさないで~Smooth Blue Mix~ (featuring Vocal 7th Beat)

(動画は原曲)

'94年6月にリリースされた代表曲の完全リアレンジ。

原曲から大きく変わってR&B調のミディアムバラードに。このアルバムでのリアレンジに共通している涼しげでどこか気だるげなイメージを一番感じられるのがこれ。元がメリハリきっちりとした感じだっただけに落差がデカいけどこれはこれで違った趣があって私は好きです(下に貼った全曲メドレーで聴けます)。



Blue eyes



Ballads in Blue」リリースにあたって制作された新曲。

ベスト用の新曲ながらファン人気も高い曲で、今回の「Ballads in Love」でも選曲されています。

夏の海辺ではしゃぐ恋人たち。いつか来てしまうかもしれない恋の終わりを不安に思いながらも永遠を願う姿を描いています。美しい…。

形あるものはいつか消えてく 大事なもの見つけにくくて 奇跡なんて誰も信じてないけど

愛してるって言葉にするほど簡単じゃない このふたつの魂触れ合っているはずさ そうだろう?

たった一つの願いが叶うとしたなら 繋いだ手と手をいつまでも離さないでいて 繋がれたふたり いつまでも離れないように

恋の痛みや不安を描きつつも綺麗に締めています。ラストのコーラス含め美しい名曲。

バラードベストのラストに配置されるだけのことはある、DEEN's BALLADの一つの到達点ではないでしょうか。



まとめ

Ballads in Blue」の全曲レビュー、いかがでしたか。今回記事を書くにあたって久々に通して聴きましたが、DEENのバラードはやっぱり絶品ですね。本当に聴き疲れしない。

ある程度DEENを知っている方ならご存知でしょうが、ボーカル池森秀一はこの時期(2001年)を境に歌い方が激変します。なので「Ballads in Blue」は声変わり前の集大成ともいえるアルバムです。「Ballads in Love」とは被っている曲も多いので、今回は声の違いも含めて聴き比べてみたいですね。

改めてベストアルバム「Ballads in Blue」、ぜひ新譜と併せてお聴きください。初心者にも自信を持っておすすめできるアルバムなので、DEENをあまり知らないという方もこの機会にぜひ。

↓全曲試聴

宇徳敬子全オリジナルアルバムレビュー

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急に思い立ったので書いてみました🙄
1994年の1stアルバム「砂時計」から2016年の1stミニアルバム「新月~Rainbow~」まで。ベストとかセルフカバーとかは今回はなしで。YouTubeにある曲は貼ってあるのでそちらも要チェック(?)



1stアルバム「砂時計」
1994年10月10日発売
砂時計
宇徳敬子
1994-10-10




収録曲

1.夏の日の恋
1stシングルC/W


2.きれいだと言ってくれた
『ホテルウーマン オリジナルサウンドトラック』収録曲
フジテレビ系ドラマ「ホテルウーマン」挿入歌


3.まぶしい人
2ndシングル
JR東海「プラスワンキャンペーン」CMソング



4.どこまでもずっと
4thシングル
TBS系「COUNT DOWN TV」オープニングテーマ


5.蒼い時刻
アルバムリード曲


6.愛さずにはいられない
3rdシングル
TBS系「'94世界フィギュアスケート選手権大会」テーマソング


7.FARAWAY


8.坂道


9.Good-by Morning
宇徳敬子&近藤房之助名義シングルのソロバージョン サンディーのカバー
フジテレビ系ドラマ「ウーマンドリーム」主題歌


10.あなたの夢の中 そっと忍び込みたい
1stシングル
NTT DoCoMo 「ドコモのポケベル」CMソング



宇徳敬子名義では初のアルバム。「Mi-Keのケーリン」からソロに移行したのが'93年の8月。そこから1年少々でのアルバムリリースとなった。ここまでの4シングルと、Mi-Ke時代に近藤房之助とのコラボでリリースした「Good-by Morning」のソロバージョン、『ホテルウーマン オリジナルサウンドトラック』に収録されていた「きれいだと言ってくれた」を収録。
地味に1位を獲得し地味に40万枚も売れた。あと地味に髪を短くした。ええやん😎


シングル5曲中4曲が大バラードな時点でお察しではあるが、1stアルバムにしてキャリア通して最もまったりした作風。アップテンポな曲は1曲もないです。あってミディアム(M4、M8)。だが個人的にはこのバラード連発のおかげで彼女の声の訴求力の高さに気づくことができた。特にシングル曲のM3やM10、アルバムタイトル候補でもあったM5辺りでその高い訴求力を味わえる。ただ、この魅力に辿り着けるまでに『バラード連発』『音の古さ』という二つのでっかい壁があるので、そこを越えられるか否かでだいぶ評価が変わってくると思う。僕は次回作の次に好き。

★★★★☆




2ndアルバム「氷」
1996年11月11日
氷
宇徳敬子
1996-11-11



収録曲

1.氷
アルバムリード曲


2.メッセージ
8thシングル
日本移動通信(現・KDDI)CMソング


3.YEAI YEAI (Album Version)
8thシングルC/W


4.あなたは 私の ENERGY (Album Version)
5thシングル
テレビ朝日系『'95 パリ・ダカールラリー』テーマソング
※動画はシングルバージョン


5.あなたが世界一
7thシングル
テレビ東京系「ザ・BINGOスター」エンディングテーマ
三井生命CMソング


6.愛の戦士~I'm a Fighter~


7.Eternity
瀬戸朝香への提供曲のセルフカバー
9thシングルC/W(カット)
※動画はシングルバージョン

8.この情熱はダイヤモンド
瀬戸朝香への提供曲のセルフカバー
第76回全国高校ラグビーテーマソング


9.不思議な世界 (Fancy Version)
6thシングル
伊藤園「お~いお茶」CMソング
※動画はシングルバージョン


10.ランナー


11.あなたを探してる


12.今日は調子悪いの




「砂時計」から約2年でリリースされた2枚目。前作以降の4シングルと、瀬戸朝香に提供した「Eternity」「この情熱はダイヤモンド」のセルフカバーを収録。今作も地味に2位を獲得し地味に10万枚売れた。なお髪型は変わらず。


まったり続きでこりゃ聴く人選びますわなって感じだった「砂時計」から一転してM4やM8のようなアップテンポな曲も出てきた。アップテンポでも持ち前の歌声の訴求力の高さは変わらない
バラードもM2やM9のような大作からM1、M7のような小曲まで多彩で、まったり続きの前作よりも曲の作りに幅が出てきていて良い。前作で印象づけた「ソロシンガー宇徳敬子」としての色を壊さずに、でも上手く進化した。宇徳敬子ソロとしての最初の到達点を迎えた名盤。宇徳敬子を初めて聴く人に薦めたいのはこのアルバムかコナンや中華一番の曲が入ってる次回作のどちらか。

★★★★★




3rdアルバム「満月~rhythm~」
1998年8月26日
満月~rhythm~
宇徳敬子
1998-08-26



収録曲

1.Don't forget me
12thシングル(カット)
※動画はシングルバージョン


2.ふたりのSeason
12thシングルC/W(カット)


3.Higher~青い空ねぇ~
11thシングルC/W


4.Are you kidding


5.二人のために未来のために


6.Hideaway -逃亡者-


7.満ち潮の満月
10thシングル
テレビ朝日系「超次元タイムボンバー」エンディングテーマ



8.光と影のロマン (Album Version)
9thシングル
読売テレビ系アニメ「名探偵コナン」エンディングテーマ



9.忘れな草


10.風のように自由~free as the wind~ (Album Version)
11thシングル
フジテレビ系アニメ「中華一番!」エンディングテーマ
※シングルバージョン

※アニメEDバージョン


11.Change your life


12.遥かなる道


13.Love





前作からまた約2年でリリースされた3枚目。前作以降の3シングルを収録。また、「Don't forget me」が同時にシングルカットされた。なお髪型は変わらず。

「名探偵コナン」のEDにも起用され、現在最も知名度が高いと思われる「光と影のロマン」(M8)の収録もあり前作以上の王道!…かと思いきや案外挑戦してますコレ。同曲をはじめM2、5、10辺りの王道な曲が前作から更に突き抜けていった分、M1やM9、M12は前作収録の「氷」「Eternity」の路線を更に突き詰めたような音数少なめの小曲だし、M4、6、7、11はかつての楽曲と比較するとどこか緊張感の漂う作風。M7はシングル曲だし、アルバム内トップクラスの小曲であるM1をシングルカットに選んだことからも、王道を超えて徐々に自分のカラーを出していこうと模索している、そんな時期だったのだろうと思う。その過渡期を見事に切り取ったバラエティーに富んだアルバム


この後はシングル2枚出してしばらく停滞してしまうのだが、この後すぐにもう1枚アルバムが出ていたらどういう変化をしたのか…というところは気になる。時期的にはZARDの「時間の翼」みたいな軽い打ち込みメインになりそうな気がするけどシングルに入った曲聴いた限りだとそういう方向でもないからなぁ。

★★★★☆




4thアルバム「よろこびの花が咲く~True Kiss~」
2006年11月22日

収録曲

1.プロローグ


2.I can feel〜世界でいちばん君が光ってる〜
ベストアルバム『The Best "Eternity"』収録曲 歌詞・タイトル変更&再録音


3.Strawberry night


4.True Kiss
アルバムリード曲


5.Deep Story


6.雨の日はポジティヴ


7.Realize (album ver.)
13thシングル
※動画はシングルバージョン


8.大切に想うエトセトラ
14thシングル


9.friend
13thシングルC/W


10.神様からのプレゼント


11.泣いて
14thシングルC/W


12.Now & Forever


13.KISS (piano ver.)
10thシングルC/Wのピアノバージョン
※動画はシングルバージョン


14.エピローグ♪Highland Cathedral♪


15.神様からのプレゼント(guitar ver.)





00年のシングルを最後に新作リリースが停止していた中、6年の沈黙を破ってリリースされた4枚目。アルバムとしてはベストを挟んで3年ぶり。オリジナルとしてはなんと約8年ぶり。前作以降00年までにリリースされていた2シングルを収録。ライナーノーツとミニ写真集を兼ねたようなブックレットも付属。お美しいです。あと髪が伸びた。


民族楽器を取り入れたアコースティック路線に変化。8年の間にB社も完全にGIZAの色に染まっており、参加している作家も同時期のGIZAで仕事をしていた面々(寺地秀行、NAKEDGRUN、大賀好修など)を起用しているので、特に前半はやはり音が軽め。個人的には前々作と前作のバンドサウンドが好きだったのでちょっと物足りなかった。
あと宇徳本人の声も8年の間にだいぶ力が抜けていて、どうもそれまでの聴き心地の良さと訴求力が薄れちゃったような気がする。マイペースすぎて疲れるというか…。活動停滞前のM8やM11は以前の声の魅力が残っているので聴きやすかった。


この後はまた停滞して次のアルバムは10年後だが、この間にはB.B.クィーンズの再結成やBEING LEGENDツアーなどでテレビやメディアにも結構な頻度で出演していた。私はここで宇徳を知った。

★★★☆☆




1stミニアルバム「新月~Rainbow~」
2016年3月9日
新月~Rainbow~
宇徳敬子
2016-03-09




収録曲

1.大丈夫だよ(^_-)-☆
配信シングル(先行)


2.もう泣かないよ
キティ&ダニエルへの提供曲のセルフカバー
※動画は原曲。 3:49から


3.ハッピー愛ランド
配信シングル(リアレンジカット)


4.月と砂漠と流れ星


5.Ready for Love~天国からの手紙~


6.Another Sky


7.鼓動~誰よりも君を愛してる~




停滞ののちリリースされた前作からさらに停滞して、約10年ぶりのオリジナルアルバム。この間にB.B.クィーンズの再結成やベスト盤リリース、BEING LEGENDツアーへの参加などの活動はしていた。前作以降のシングル「Happy Way/Destiny~キセキの輝き~」はどちらも未収録。2002年にサンリオのキティ&ダニエルに提供した「もう泣かないよ」のセルフカバーを収録。2014年8月のサントリーホールブルーローズでのLIVE映像、オフショット等の特典映像を収録したDVD付き。たぶん今までで一番髪長い。


ビーイングも離脱して一曲目からなんかタイトルに顔文字使ってるしハッピー愛ランドとかどないしたんや…と思いながら恐る恐る聴いてみたらこれが結構良かった。ビーイング時代よりもアレンジがチープなのは否めないけど、基本路線は曲名から危惧していたほど変わっていないし、メロディーもしっかり立っている。宇徳の魅力であった訴求力ある歌声も戻ってきていて結果的には前作よりも聴いてて退屈しなかった。でもやっぱり突出して好きな曲っていうのは出なくなってきたな…。

★★★★☆




というわけで宇徳敬子の全髪型オリジナルアルバムレビューでした。また気が向いたら他の歌手でもやります。

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