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FIELD OF VIEW「めぐる季節を越えて」サラッとレビュー【FIELD OF VIEW 25周年記念全シングルレビュー】

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FIELD OF VIEW「めぐる季節を越えて」(1998)

めぐる季節を越えて
FIELD OF VIEW
1998-07-29



フジテレビ系「奇跡体験!アンビリバボー」エンディングテーマ。9枚目にしてシングル曲としては初の完全自作曲となった。ただし安部はいない。



バンド・FOVのターニングポイント

FIELD OF VIEWと聴いてすぐ思い浮かぶ曲といえば「突然」や「DAN DAN 心魅かれてく」だろう。この2曲を筆頭にFOVの有名曲はZARDの坂井泉水と織田哲郎のコンビや小松未歩によるものが多く、キーボードを主体としたポップナンバーが中心である。

しかし自作のこの曲は一味違う。これまで以上にメンバー4人の音を追求したロックナンバーである。キーボードよりもギターとドラムを強調させた、当時のFOVとしては斬新な楽曲だ。
とはいえ従来のポップ性は弱まるどころかますますパワーアップ。ぐんぐんと前に進んでいくようなメロディーと高音が映えるキャッチーなサビではバンドとしての一体感が見える。まさに会心の一曲となった。
一般知名度こそ低いが、FIELD OF VIEWを語るには欠かせない一曲だろう。

これ以降FOVは自作曲に力を入れ始め、それまでは制作に参加してこなかった浅岡以外のメンバー3人もグッドメロディーを次々と書き上げてゆく。こうして名盤「FIELD OF VIEW Ⅲ~NOW HERE NO WHERE~」へと向かっていくのだった。



・楽曲情報

FIELD OF VIEW「めぐる季節を越えて」

作詞・作曲:浅岡雄也
編曲:FIELD OF VIEW、池田大介


・アルバム収録

FIELD OF VIEWとして国内リリースされたアルバムのみ記載

FIELD OF VIEW Ⅲ ~NOW HERE NO WHERE~ (1998)
FIELD OF VIEW BEST ~fifteen colours~ (2001)
Memorial BEST ~Gift of Melodies~ (2002)


・FOV25周年記念公式イベント情報

↑25周年記念でベスト盤発売&ライブやります(ライブは延期になりました)


・25周年記念ベストアルバム『FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020』2020年5月13日発売!


↑未発表曲・未発表バージョン・アルバム未収録曲・未発表映像もふんだんに盛り込んだ超豪華盤!


・FIELD OF VIEW 25周年記念全シングルレビュー

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※執筆次第掲載


FIELD OF VIEW「渇いた叫び」サラッとレビュー【FIELD OF VIEW 25周年記念全シングルレビュー】

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どうもdeamuです。
前回の「この街で君と暮らしたい」からひと月空いてしまいましたが…FIELD OF VIEW25周年記念日までもうすぐということでここからは一気に書き上げていきます!(お前のやる気の問題だろーがdeamuよ)



FIELD OF VIEW「渇いた叫び」(1998)

渇いた叫び
FIELD OF VIEW
1998-05-20



ビーイングが日本コロムビアに立ち上げた新レーベルBeat reCに移籍後初のシングル。アニメ「遊☆戯☆王(東映版)」のOPテーマに起用された。前作に引き続き作詞作曲は小松未歩。きっと安部は来ない。




小松未歩×タイアップの強さ

※前回以上に提供側の話です。FOVの話は次回作以降たっぷりやります…

小松未歩…彼女の魅力の一つが作詞技術だ。タイアップ先に合わせた"雰囲気作り"がとにかく上手い。


例えば彼女の代表曲「謎」。

この曲は「名探偵コナン」の主題歌に起用されたが、全体を見渡すとどう見てもラブソングである。

しかしタイトルとサビのワンフレーズ「謎が解けてゆく」があまりに印象に残るため、探偵モノアニメのテーマソングとしても違和感なく聴けてしまう。


この手法は本作でも発揮されている。
今回のタイアップは「遊戯王」。大筋は応援歌に見えるが…
闇がもう一人の自分を作る
この部分は「遊戯王」の主人公・武藤遊戯に宿ったもう一つの人格(闇遊戯)を示唆しているほか、
駆け引きがカギ 届け fly at higher game
この部分は闇遊戯が仕掛ける「闇のゲーム」を思い浮かべることができる。


このように、タイアップ先のキーワードを散りばめて、J-POPの一曲とタイアップソング、どちらとして聴いても違和感なく成立させてしまうところが小松の凄さだ。

同時に、それが「謎」「渇いた叫び」のどちらもリリースから20年以上が経った今なお双方のファンから愛され続けている理由でもあるだろう。


小松未歩さん。今はどこで何をしているのか見当もつかないが、「アニソン」が一つのジャンルとして認められつつある今日の日本において、「J-POP」と「アニソン」の橋渡し役としての復活を願うばかりである。




・楽曲情報

FIELD OF VIEW「渇いた叫び」

作詞・作曲:小松未歩
編曲:小澤正澄


・アルバム収録

FIELD OF VIEWとして国内リリースされたアルバムのみ記載

FIELD OF VIEW Ⅲ ~NOW HERE NO WHERE~ (1998)
FIELD OF VIEW BEST ~fifteen colours~ (2001)
Memorial BEST ~Gift of Melodies~ (2002)
complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio (2003)
FIELD OF VIEW BEST HITS (2013)
FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020 (2020)


・FOV25周年記念公式イベント情報

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・25周年記念ベストアルバム『FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020』2020年5月13日発売!


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・FIELD OF VIEW 25周年記念全シングルレビュー

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FIELD OF VIEW「この街で君と暮らしたい」サラッとレビュー【FIELD OF VIEW 25周年記念全シングルレビュー】

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FIELD OF VIEW「この街で君と暮らしたい」(1997)

この街で君と暮らしたい
FIELD OF VIEW
1997-04-23


1997年唯一のシングル。作詞・作曲はデビュー直前の小松未歩。この後ベスト盤をリリースし、翌98年からはビーイングが日本コロムビアに新たに立ち上げたレーベルBeat reCに移籍することとなる。尚も安部は戻ってこない。




the FIELD OF VIEW


FOVの全楽曲の中で私の思う「FOV像」に一番近いのがこの曲。

歌詞に綴られるのは夢に向かって頑張る女性を見守る男性の思い。その雰囲気からは誠実さと落ち着きを感じられる。でも二番のサビ前だと…
格好つかない言葉だけど この地球で君だけが僕の譲れない夢
熱いですねぇ~!そうです。これですよこれ。落ち着きの中に秘められた熱さ、私はこれこそFOVだと思うのです。そこにしっかり目をつけている小松未歩、凄い。

爽やかさの中に少し余裕も感じられるメロディーラインとサビ前の盛り上げも、このイメージ付けに一役買っています。歌詞、メロディーライン、アレンジ…全てが効果的に働いてるベストな曲です。

作詞作曲は前述の通り小松未歩なのに、それを忘れてしまいそうなほど浅岡さん、そしてFOVというバンドのイメージに合致した一曲になっています。これでまだデビュー前。小松未歩、恐ろしい子…!


↓小松未歩によるセルフカバー(AL「謎」収録)



・楽曲情報

FIELD OF VIEW「この街で君と暮らしたい」

作詞・作曲:小松未歩
編曲:葉山たけし


・アルバム収録

FIELD OF VIEWとして国内リリースされたアルバムのみ記載

SINGLES COLLECTION+4 (1997)
Memorial BEST ~Gift of Melodies~ (2002)
complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio (2003)
BEST OF BEST 1000 FIELD OF VIEW (2007)
FIELD OF VIEW BEST HITS (2013)


・FOV25周年記念公式イベント情報

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・FIELD OF VIEW 25周年記念全シングルレビュー

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FIELD OF VIEW「Dreams」サラッとレビュー【FIELD OF VIEW 25周年記念全シングルレビュー】

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FIELD OF VIEW「Dreams」(1996)

Dreams
FIELD OF VIEW
1996-11-18


2ndアルバムリリース後初の新曲。ここから2作はオリジナルアルバム未収録。FOV最後の織田哲郎提供曲で、作詞は当時歌手デビュー前の辻尾有佐。そして安部は帰ってこない。



今の時代に必要な「優しい歌」

1996年のビーイング系。人気には若干の陰りが見え始めていたものの、楽曲クオリティは衰え知らず。ZARDの「心を開いて」やDEENの「素顔で笑っていたい」をはじめ、リスナーの心にそっと寄り添ってくれるような楽曲が増えていた。この曲もその一つ。

世知辛いこの世の中で常に付きまとう不安。しかし不安など知らん顔でやって来る毎日。そんな中でも夢を忘れずに、自分らしさを持ちながら生きていきたいという人へのお守り代わりになるのがこの曲。
人に笑われてもいい 僕はいつの日か現実にできるよ 君と見たtiny dreams
少しだけ気持ちが楽になるとともに勇気が湧いてくる、優しい歌です。

SNSの発達、政治・経済の不安でこの曲の当時よりも息苦しさを増しているような気がする現在。今こそ多くの人に届曲ではないでしょうか。

多忙なので今日はここまで。前回語り倒した分、今回はサラッとあっさり、幸楽苑。(?)



・楽曲情報

FIELD OF VIEW「Dreams」

作詞:辻尾有佐
作曲:織田哲郎
編曲:徳永暁人


・アルバム収録

FIELD OF VIEWとして国内リリースされたアルバムのみ記載

SINGLES COLLECTION+4 (1997)
Memorial BEST ~Gift of Melodies~ (2002)
complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio (2003)
BEST OF BEST 1000 FIELD OF VIEW (2007)
FIELD OF VIEW BEST HITS (2013)


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FIELD OF VIEW「ドキッ」サラッとレビュー【FIELD OF VIEW 25周年記念全シングルレビュー】

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FIELD OF VIEW「ドキッ」(1996)

ドキッ
FIELD OF VIEW
1996-05-20


ベースに新津健二を迎えた新生FOVの初シングルは全日空「ANA'sパラダイス沖縄」CMソング。安部はGood-byeしたまま戻ってこない。


爽やかFOVここに極まれり

もうこのシリーズで毎度のように取り上げているFOVの「爽やかさ」、それが一つの極致に達したのが96、7年頃だと思う。で、その象徴ともいえるのがこの「ドキッ」。ネーミングからインパクトが凄いけれども曲も凄い。

前作以上にキーボードをフィーチャーしていて爽やかさ増し増し。まさに耳によく効く爽やか界の二郎系ラーメン。特に高音が並ぶサビでは、浅岡さんの突き抜けるような歌声がキーボード主体のキラキラアレンジと絡み合ってそれはもう空を舞っているかのよう。解放感が凄まじいんですね。ちなみにPVではメンバー4人が秘技・舞空術を披露しています(?)。

そんな二郎系ラーメン「ドキッ」、この曲の二郎系たる所以はやっぱり歌詞。
FOVではないですが…数年前、現在ラーメン店を営んでいる東野純直先生がテレビで仰ってましたよ。メロディーがスープなら歌詞は麺だと。ほんでこの麺は激ウマ。
一気に開けて舞い上がってゆくサビでは、恋人との海デートを綺麗に描き上げている。その一方で、ちょっと控えめなABメロでは日常の憂いや辛さを描いている。
悲しいニュース 人間関係 etc… あっという間に日は暮れてしまうよ
都会に帰れば押し寄せてくる怒りもタメ息も涙もここでは忘れてしまおうよ
からの、
クラっとしたよ 君がはしゃぐ太陽の下輝く いつもとびきりのその笑顔で僕のそばにいて
一見乖離しているように見えなくもないけれども、これが上手い具合に「普通の日」と「特別な日」の差を表現している。
この曲の海デートのように、特別な日って気持ちも高ぶってあっという間に過ぎていっちゃうじゃないですか。この曲はABメロとサビを使い分けてそれを見事に歌にしちゃった。切なくて、楽しくて、美しい。そんなわけでこのラーメンは麺まで最高ってわけです。ごちそうさまでした。

以上、二郎系ラーメンのレビューでした。ちなみに私二郎系食べたことないのでこれ見てくださった方、誰か連れてってください。お願いします。

↓秘技・舞空術が見れるPVはこちら

あと作詞した山本ゆりさん、何者や。


・楽曲情報

FIELD OF VIEW「ドキッ」

作詞:山本ゆり
作曲:浅岡雄也
編曲:葉山たけし

・アルバム収録

FIELD OF VIEWとして国内リリースされたアルバムのみ記載

FIELD OF VIEW Ⅱ (1996)
SINGLES COLLECTION+4 (1997)
FIELD OF VIEW BEST~fifteen colours~ (2000)
Memorial BEST ~Gift of Melodies~(2002)
BEST OF BEST 1000 FIELD OF VIEW (2007)
FIELD OF VIEW BEST HITS (2013)


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